御所の観光とあわせて食べたい、丸太町十二段家のおばんざいとお茶漬け

筆者は機会あるごとに、「京都の無料観光スポットでいちばん素晴らしいのは御所」と書いているのだが、かつては春と秋の年2回しか一般公開されていなかった京都御所が、2016年7月から通年公開されていることをご存知だろうか。今は朝9時から17時まで、手続き不要で誰でも入場することができる。

詳しいことは御所のガイドページに記しているが、今日はその近くにある、いかにも京都らしい食事処「丸太町十二段家(まるたまちじゅうにだんや)」を紹介しよう。御所の観光とあわせて行くのにお勧めだ。

丸太町十二段家があるのは、御所の南の玄関口にあたる烏丸丸太町交差点から西に少し歩いたところ。ご覧のように間口が狭く、人が並んでいなければ見逃しそうになる。

そんな時は、2階付近に掲げられたこの看板を目印にするといいだろう。

ちなみに店外に行列がなくても、中には3.4組の待ち客がいる場合がある。名の知られた店なので、土日は11時半の開店10分前には行って並ぶほうがいい。ただ回転は早いので、他の店に並ぶよりは待ち時間は少なくて済むかもしれない。

我々夫婦がオーダーしたのは、お茶漬コースメニューの「水菜」。どんなかたちで出されるのか興味津々だったが、写真のように「定食スタイル」で運ばれてきた。結論から云うと、小さなお茶碗でそのまま2杯食べて、最後に1杯をお茶漬けで食すという感じになる。

筆者を喜ばせたのは、煮物とだし巻きの美味さ。いわゆる「おばんざい」の類だが、これまで京都で食べた、どこの「おばんざい」よりもこの店の料理は美味しかった。正直、お茶漬けはあってもなくても良かったくらいだ(笑)。

とはいえ、そのレポートに来たわけなので、食べないわけにはいかない(笑)。

漬物は取り立てて変わったものはないが、種類が多く様々な歯触りが楽しめる。ただし総じて塩分は控えめで酸味が強い。「旨味調味料」に慣れしたんだ舌には、ちょっと物足りなく感じるだろう。なお、お茶は番茶。これは京都らしくて良い組み合わせに思えた。

料金は2040円。評価は賛否両論だと思うが、味・サービス・雰囲気・ボリュームから見て、筆者はほぼ満足。機会があればまた来るだろう。

ちなみに、ご飯はおかわりOK。お漬物はたっぷりあるので、若い人ならお櫃ごともう1杯食べてもおかしくはないと思った。

最後に、気になるのは「十二段家」という一風変わった店の名前。

もともとは四条の祇園町で丹後家という甘味処を営んでいたという。当時の名物が十二段からなる和菓子のセットで、それが評判となり店名も十二段家に変わってしまったそうだ。また名物となったお茶漬けは、祇園の花街に通うお客様からのリクエストから始まったとのこと。

そんなわけで店は2件あるのだが、お茶漬けがメインなのは、なぜか花街から遠いこの丸太町の店。祇園の店の看板メニューはステーキらしい(笑)。

丸太町十二段家
京都市中京区丸太町通烏丸西入
☎075-211-5884
営業時間: 昼11:30-14:30/夜17:00-20:00 ・毎週水曜日 

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