京都洛北にある世界遺産街道「きぬかけの路」の概要

「きぬかけの路」は、衣笠山の麓を走る「市道衣笠宇多野線」のうち、金閣寺から石庭で有名な龍安寺を経て、御室の仁和寺に至る約2.5キロの区間の愛称。

その謂れは、第59代宇多天皇が真夏に雪見をしたいと思い、衣笠山に絹を掛けたと伝わる故事にあるとされる。

「市道衣笠宇多野線」は、1963年(昭和38年)に開通して以来、長きにわたり「観光道路」の名で親しまれてきたが、1991年(平成3年)に地元の運動により愛称を公募した結果、「きぬかけの路」と命名され、今日に至っている。

ただ実態は「観光道路」と呼ばれてきたことでも明らかなように、観光地の間をつなぐ連絡道路の域を出ない。「遊歩道」というより、金閣寺・龍安寺・仁和寺の「3つの世界遺産を徒歩で訪ねることができるルート」と思ったほうがいいだろう。

もちろん、それぞれの寺院には駐車場が完備されている。

しかし観光シーズンは一度駐車場を出てしまうと、次の目的地でも停められるどうか分からない不安がつきまとう。

そのため、いつしか旅行者は、この道を歩いて3つの名刹をまわるようになったのだろう。 確かに嵯峨野や貴船に比べれば、2.5キロなど全くたいした距離ではない。帰路は市バスを使えばいい。

「きぬかけの路」オフィシャルサイト

【きぬかけの路の見どころ】

金閣寺
舎利殿「金閣」が特に有名なため、一般的に「金閣寺」と呼ばれているが、鹿苑寺(ろくおんじ)という正式名を持つ禅宗の寺院である。「金閣寺」の前身は、鎌倉時代の公卿・西園寺公経の別荘で、室町幕府三代将軍の足利義満がそれを譲り受け、山荘北山殿を造ったのが始まりとされる。

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龍安寺
「龍安寺の石庭」で知られる臨済宗の禅寺は、室町幕府の管領で、応仁の乱の東軍総帥であった細川勝元が、1450年(宝徳2年)に創建したと伝わる。写真の枯山水の石庭は、それから約半世紀後の1499年(明応8)に、方丈の建立とあわせて造られたものだという。

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仁和寺
仁和寺は光孝天皇の勅願により創建され、その後宇多天皇が落髪入寺し、寺内に御室(御座所)を設けたことから、御室御所とも呼ばれた。門跡寺院としての格式は高く、「徒然草」「方丈記」などの古典にも数多く登場するほか、世界文化遺産「古都京都の文化財」にもその名を連ねる。

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もうひとつの見どころ 「北野天満宮」

北野天満宮
きぬかけの路を観光した後、時間が余るようなら「学問の神様」を祀る北野天満宮へ足を運ぶといい。金閣寺・仁和寺のどちらからでも、クルマなら10分以内の場所にある。

「学問の神様」菅原道真を祀る京都の北野天満宮が、10倍面白くなる話

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