車中泊で行く「五所川原立佞武多」。見どころと駐車場&車中泊事情

五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)とは、青森県の五所川原市で毎年8月4日~8日に開催される夏祭りのこと。写真は立佞武多(たちねぷた)と呼ばれる灯籠山車で、高さはなんと20メートルを超える。

これを人力で動かし、市内を巡行するというのは、さすがにちょっと想像できないかもしれない(笑)。

そこで、最初にその様子を動画で紹介しよう。お囃子と掛け声入りなので、できれば音声もいっしょに再生していただきたい。

青森と同じルーツを持つ「ねぶた」が、なぜ五所川原ではこれほどノッポになってしまったのか… 夜の祭りが始まる前に、まずはその疑問に答えてくれる「立佞武多の館」に足を運ぼう。

立佞武多の館 ☎0173-38-3232

有料展示室に、祭りで使われる大型の立佞武多が常時展示されており、立佞武多そのものと、歴史について学べる。

もちろん祭りの時期以外でも「本物」を展示。

開館時間9:00~19:00(4月~9月)・無休
立佞武多展示室の入場料 大人600円
正面に駐車場あり

ただ、祭りの期間のハイライトは中よりも外だ。立佞武多が「館」から出動する様子は、この時にしか見られない貴重なシーン。まさにガンダム、いや我々「三丁目の夕日世代」にとっては、マジンガーZのお出ましだ!(笑)。

立佞武多の館に関する詳細ページはこちら

【五所川原周辺の観光スポット】

時間が余るようなら、こちらにも足を運んでみよう。

太宰治記念館「斜陽館」 – 太宰ミュージアム

日本一の木造三連太鼓橋 鶴の舞橋

鶴の舞橋は、無料で散歩ができるグッドなスポット(笑)。

「五所川原立佞武多」の見どころ

椅子に腰を落ち着けるより、動いて見るほうが面白い!

マップは「五所川原立佞武多」の巡行コースで、筆者が感じた立佞武多の見どころは★マークを付けている2つの場所だ。

ひとつはマップ上部の「立佞武多の館」前。

夕方は「立佞武多の出動シーン」が見られるので、少し早めに行こう。

祭り開始直後。ここはスタート地点に近いため、ほぼ正面から立佞武多が巡行してくる様子がうかがえる。交差点付近は道も広く、立見でも人と人の間からカメラを出せる場所は探せる。

そしてここは、どこよりも早く、メイン3体の立佞武多が同時に見られる。

なおパレードに関して云うと、「青森ねぶた祭り」よりもまとまりがよく、「おらが町の祭り」としては圧倒的に素晴らしい(笑)。参加自由のイベントではなく、「練習を重ねた晴れ姿を披露したい」という心意気を強く感じた。

さて。もうひとつの「見どころ」は、マップ左の通りである。

ご覧の通り、この筋は道が細く、立佞武多巡行の「難所」にあたる。手すりのような電線と、出っ張った看板を器用にかわして進む立佞武多に、観衆からは拍手と歓声が贈られ、まるでライブのような一体感を味わった。

一眼レフで撮影するなら、18ミリの広角レンズでちょうどいい。

立佞武多は、想像のはるか上をいくデカさだと思っていい。しかも歩道に陣取るとすぐ脇を通るため、並のデジカメでは簡単にファインダーからはみ出してしまう。筆者が「立見」を勧めるのはそれもあっての話だ。

この写真は一眼レフに18ミリの広角レンズを装着して撮影したが、27ミリクラスの標準レンズなら、むしろスマホの方がうまく撮れるかもしれない。

祭り会場周辺の駐車場事情

総合的に判断すると、車中泊の旅人にお勧めなのは、ショッピングセンターELM(エルム)だろう。駐車場は数ヶ所に分かれており、驚くほどのキャパがあるので、まず満車で停められないという心配はない。

五所川原立佞武多の期間中は、祭り見学者用に無料開放されており、気兼ねなく長時間駐車もできる。そのうえ平面駐車場なので、キャブコンでも安心だ。

ショッピングセンターの一画には、日帰り温泉「エルムの湯」とイトーヨーカドーがあり、ELMの中の食品売り場にも、美味しそうな弁当類が売っている。

エルムの湯の詳細はこちらで確認

ただ、ここから「立佞武多の館」までは1キロほど離れているため、歩くと15分ほどかかる。とはいえ、片道200円のシャトルバスが運行されているので、面倒ならそれを利用するといい。

なお、歩きたくなければ「立佞武多の館」の専用有料駐車場を使うこともできる。普段は19時までだが、8月1日~8月8日は21時30分(最終入庫20時)まで営業している。料金は最初の1時間200円、以降30分100円。

ここは立佞武多展示室、美術展示ギャラリーに入場するか、館内で2000円以上の買物または飲食をすれば2時間無料になるので、条件は悪いとは思わないが、問題は帰りだ。まともに会場に隣接するため、スムーズに出られるかどうかはわからない。

祭り見物後にお勧めの車中泊スポット

エルムの無料駐車場には24時間使える公衆トイレがないため、最寄りの車中泊スポットは、約10キロ・20分ほどのところにある「道の駅つるた」になる。

ただし、この道の駅の駐車場は普通車の収容台数が80台と小さめで、出遅れると満車になる可能性がある。筆者は運良く停められたが、翌朝は写真の通りで、たぶん夜中に諦めて別の道の駅に移動した人もあるのだろう。

確実性が高いのは、五所川原から国道で約30キロ・45分と少し離れるが、普通車183台のキャパを誇る「道の駅いなかだて」。ここには有名な「田んぼアート」があるので、どのみち寄ってみるだけの価値はあると思う。

道の駅いなかだての詳細ページはこちら。

また13キロほど北に向かった金木町には、無料で水洗トイレと炊事棟が使え、さらにゴミまで廃棄できる芦野公園オートキャンプ場がある。

ただ、この時期はライダーやテントキャンプで祭りを見に来る人も利用するので、少なくても朝から一度現地に赴き、シェルターかタープを張っておく必要があるだろう。

もっとも… 道の駅でも泊まれる車中泊の旅人は、さすがに気を利かせてサイトを彼らに譲ったほうがいいのでは… という気がしないでもない。

定年したシニアは、時間があるのでサイトを押さえるのは簡単だと思うが、何でも早いもの勝ちだけが正義ではあるまい。今の年金を支払ってくれている世代にも、多少は気を配ったほうがいい(笑)。

芦野公園オートキャンプ場の詳細ページはこちら。

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