雲海に天守が浮かぶ岡山の名城「備中松山城」 アクセス&撮影ガイド2018

今やポスター等ですっかりお馴染みになった、備中松山城のこの光景。「天空の山城」あるいは「雲上の山城」と呼ばれ、多くの写真愛好家を虜にしているわけだが、今日はこの絶景スポットを詳しくガイドすることにしよう。

当たり前だが、今筆者がカメラを構えている雲海展望台は、備中松山城から少し離れた場所にある。

まず展望台へのアクセスだが、賀陽I.C.方面から来る場合、「高梁(たかはし)美しい森」の次の交差点が展望台への曲がり角だ。写真の看板がついているので見逃さないこと。そこからは山中の一本道を5キロほど走る。

展望台への登口は、進行方向左手に、いきなり現れるので注意が必要。

ただし、まわりには駐車場と呼べるほどのスペースはなく、仮設トイレの横の4、5台ほど停められるだけ… すなわちここが車中泊のベストポイントになる。まさに「超」がつく激戦区(笑)だ。

ゆえにハイシーズンは、かくの如く先頭が霧に霞んで見えないほどの「路上駐車」が続いている。

先ほどのトイレから400メートルほど先に、Uターンができる広いスペースがあるが、ここは駐車禁止。最初にそこで折り返して、帰りの車線側に停めるのが、備中松山城雲海展望台の「暗黙のルール」になっているようだ(笑)。

これが雲海展望台。先ほどのトイレからは10分もかからず到着できるが、展望台に上がれるのは20人が限界かも。もちろん最前列は、三脚を立てた風景写真愛好家たちが独占している。

展望台の下も状況は同じ。勝負は「どれだけいい写真が撮りたいか」という情熱にかかっている。しかしここで400ミリクラスの望遠レンズを構えて、いったい何を狙うんだ?(笑)。

ちなみに筆者は、冒頭の写真もこの写真も三脚を使っていない。ここ2.3年内に発売されたデジタル一眼レフカメラは、高感度でもほとんど画質は荒れず、手ブレ防止機能付きのレンズを使えば、夜景でさえ三脚を使わなくても撮れる。環境を考えれば、ここでは三脚を使わないというのがプロの発想だ。

使用したのはニコンD5300という機種で、クラス的にはファミリーが使う「入門機」だが、バリアングルモニターとGPSを内蔵し、軽量でズームの幅が広い手ブレ防止レンズをキットで販売するなど、明らかに「アウトドア仕様」を意識したモデルといえる。下はその現行機種で、さらに2世代進んでいるが、値段はD5300の発売当時とほとんど変わっていないようだ。

なお、雲海が発生する時期は、9月下旬~4月上旬の明け方から午前8時頃。特に10月下旬~12月上旬の早朝に濃い朝霧が期待できる。筆者が訪ねたのは2016年12月3日だった。

また写真を撮るなら、日が昇って朝日が天守を明るく染める、少し遅めの時間帯がいい。この写真は朝6時58分、冒頭の写真は朝7時23分にシャッターを切っているが、圧倒的に冒頭の写真のほうが叙情的。霧はこのように刻々と流れるので、実際の勝負時は30分間ほどになるだろう。

備中松山城雲海展望台
〒716-0007 岡山県高梁市松山 奥万田町 現地なし。

なお、最寄りの道の駅は「かよう」で、備中松山城雲海展望台までは約11キロ、15分ほどのところにある。ここから出陣するのが妥当だと思うが、行くなら最低でも6時前でないと、展望台でクルマを停める場所がなくなるかもしれない。車中泊スポットについては、道の駅かようを含めて、別ページで詳しくガイドしよう。

備中松山城 コンテンツ

雲海に天守が浮かぶ岡山の名城「備中松山城」 アクセス&撮影ガイド

備中松山城/大河ドラマ「真田丸」のロケ地

【車中泊スポット紹介】
道の駅かよう
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備中松山城周辺の観光事情

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