京阪神でジャイアントパンダに会える穴場スポット 神戸市立王子動物園

「灯台下暗し」とは、このことかもしれない。
筆者は大阪府民だが、子供が小さい頃は天王寺動物園ではなく、クルマで行きやすい神戸の王子動物園に何度か出かけたことがあった。
しかし、当時パンダは神戸にいなかった…

ゆえに初めてジャイアントパンダを見たのは、和歌山県の白浜にある「ワールドサファリ」で、当時でも家族で1万円近い大枚をはたいての出会いだったと思う。

それが、今は身近な神戸に行けば、ひとり600円で見られるのだから嬉しい話だ。

王子動物園に、写真のメスのジャイアントパンダ「坦坦(たんたん)」がやってきたのは2000年のこと。当時は「興興(こうこう)」というオスのパンダも飼育され、2008年8月には赤ちゃんも誕生したが、3日後に死亡。さらに2010年には 「興興」が、精子摘出のための麻酔注射後に死亡した。

そのため、現在は20歳になる「坦坦」一頭だけが広いパンダ舎で暮らしているが、ホームページによると、新しいオスの受け入れ準備を進めているようだ。

また王子動物園にはコアラもいる。両方の「珍獣」が暮らす動物園は、日本で唯一ここだけだそうだ。しかし、筆者が感心したのはそこではない。

北海道の旭山動物園が導入し、動物園に革命をもたらした「行動展示」を、この王子動物園でも積極的に取り入れている。写真のライオンは、ガラス越しとはいえ50センチほどの至近距離にいる…

レッサーパンダは旭山動物園の人気者だが、王子動物園のほうがむしろ近くで見られるくらいだ。

アシカのもぐもぐタイム。白熊よりもスピーディーで滑らかに泳ぐ。

なお参考までに、好評だった「須磨海浜水族園と王子動物園の特別セット入園券」は、2018年現在発売終了となっているようだ。

王子動物園から須磨海浜水族園までは阪神高速道路を使えば30分ほど。ただし、いずれも駐車場料金が別途必要だ。

神戸市立王子動物園
兵庫県神戸市灘区王子町3丁目1
☎078-861-5624
営業時間:9時~17時(11月1日~2月末日は16時30分まで)・水曜定休

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