明石焼きは、大阪の「たこ焼き」のルーツ?

基準はともかくとして、「粉もん日本一!」を自負する大阪府民にとって、それはちょっと受け入れがたい話なのだが(笑)、調べてみるとどうやら真実のようだ。

日本コナモン協会・会長の話を要約すると、たこ焼きのルーツは大正時代末期に登場した「ラヂオ焼き」。中身は「こんにゃく」や「すじ肉」が主で、タコを入れるようになったのは昭和になってからだという。

タコを入れたきっかけは、「ラヂオ焼き」の屋台で客が発した「明石はタコ入れとるで」の一言だとか。それが評判を呼び、いわゆる「たこ焼き」が誕生した。

こちらが地元では「卵焼き」と呼ばれる「明石焼き」。まな板状の木製皿に盛り付けられ、出汁に浸けて食べるのが基本だ。

見た目は「たこ焼き」に似ているが、歴史は古く江戸時代末期まで遡る。たこ焼きのルーツと呼ばれる所以は、そのあたりにもあるのだろう。

「明石焼き」の作り方は、丸い穴が並ぶ鉄板に生地を流し込み、固まってきたところを見極めて器用に返していく。中には熱伝導がよく、生地のふんわり感をより引き出せる銅板を使うところもあるようだ。

いずれにしても、途中までは「たこ焼き」と同じだが、「たこ焼き」は紅生姜と天かす、そしてネギをこの段階で入れるのに対し、明石焼きはタコしか入れない。

決定的な違いはココ。「たこ焼き」は鉄板を動かさずに「玉」を皿や舟に移動させるが、明石焼きは「鉄板」を裏向けにして「玉」を一気に木製皿に移す。

一度食せばわかるが、「明石焼き」はお箸で挟むのがやっと。というほど柔らかく、「たこ焼き」のように串には刺さらない。

その秘密は「焼き方」ではなく生地にあるという。明石焼の生地には、玉子と小麦粉のほかに、加熱しても硬くならない、小麦粉のデンプンを精製した「じん粉」が使われている。

もっとも… 今市販されている「たこ焼き粉」には、加工でんぷん粉が含まれており、同じように「ふわとろ」の出来栄えにするのは難しくない。「日清たこ焼き粉」の場合は、「たこ焼き」なら通常は100グラムに対して卵1個のところを、3個にすれば「明石焼き」の生地になる。

さて。明石市内には「明石焼き」が食べられる店が70軒以上あるとされる。中でも人気が高いのは「本家きむらや」で、いつ行っても人が並んでいる(笑)。とはいえ回転が早いので、ラーメン屋よりも進みは早いように感じた。

本家きむらや オフィシャルサイト

また近くの「魚の棚商店街」にも何軒か店がある。

明石に行かれた際にはぜひ、この安くて旨いソウルフードを食していただきたい。

明石観光協会が発行している、明石焼き食べ歩きマップはこちら。

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