世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り」周辺の車中泊事情

ゴールデンウィークに桜が咲くこの雪深き山里は、東北以西では梅・桜・鯉のぼりが同時に見られる希少なところだ。そればかりでなく、夏は涼を、秋は一足早い紅葉を、そして冬には雪景色を求めて、今は実に多くの観光客がやってくる。

彼らを支えているのが、待望久しかった「東海北陸自動車道」の全線開通だ。

この道ができたことにより、飛騨高山、あるいは金沢などと抱き合わせで観光することが容易になり、飛躍的に旅人の自動車交通アクセスが向上した。

それを踏まえ、まずは白川郷と五箇山の位置関係を確認しよう。

「合掌造り」が並ぶ岐阜県の「白川郷・荻町集落」と、富山県の「五箇山・相倉集落」間は、「飛越峡合掌ライン」と呼ばれる下道を走っても、わずか30キロほどしかなく、40分もあれば移動できる。またその途中に「五箇山・菅沼集落」がある。

ということは、すべてを1日でまわることは難しくない。

むしろ普通に観光するなら、3つの合掌集落のうちの、どれかひとつを見て帰ればいいと思うくらいだ。

なぜなら、この世界遺産は「特色のある3つの集落」が選ばれたわけではなく、「合掌造りが保護・保存されてきた3つの集落」を選んでいる。つまり極論すれば、どこもさして変わらない。

合理的に考えるなら、旅先としては観光化が進む白川郷のほうが、手付かずに近い五箇山よりも面白い。しかも観光後は白川郷から離れ、自慢の高速道路を使って、温泉が隣接する道の駅に移動するほうが、利便性も高く快適に過ごせる。

高山方面で温泉が隣接する道の駅

「道の駅 桜の郷荘川」の詳細情報はこちら

富山方面で温泉が隣接する道の駅

白川郷からは約80キロ・1時間以上離れており、それまでに高岡などの道の駅があるのだが、時間に余裕があるなら、この「道の駅 氷見」が断然お勧めだと思う。ここは魚もふんだんに揃っている。

「道の駅 氷見の詳細情報」はこちら

世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り」周辺の、車中泊事情と車中泊スポット

上記の事情もあり、筆者はこのエリアでの車中泊は、「日本昔ばなしのような風景」を求めて、じっくりそれぞれの集落を撮ってまわりたい人と、夜のライトアップが見たい人にお勧めしている。

幸いなことに、白川郷の荻町集落の近くには「道の駅 白川郷」、また五箇山には「道の駅・上平」がある。しかも両方の道の駅の近くには、日帰り温泉まで揃っている。

難を唱えるとしたら、食物を調達できる店が少ないことくらいだが、泊まってもせいぜい1泊だと思うので、事前に用意しておけば、たいした問題にはならない。

「道の駅 白川郷」の詳細情報はこちら

「道の駅 上平」の詳細情報はこちら

ただ、一帯はミシュランが★★★を与える世界遺産だけに、最近は連休や夏休み、またライトアップの日には、夜間も満車になる可能性が増えてきた。

そこで万一に備え、代替えできる車中泊スポットを記載しておく。

高山方面で代替となる道の駅

白川郷の道の駅から13キロほど高山方面に走ったところに、温泉が隣接する「道の駅 飛騨白山」がある。

「道の駅 飛騨白山」の詳細情報はこちら

富山方面で代替にお勧めなのは、道の駅ではなく城端ハイウェイオアシス

五箇山の場合、「こきりこ節」など民謡の宝庫といわれる平(たいら)地区にも道の駅があるのだが、東海北陸自動車道の城端(じょうはな)ハイウェイオアシスには、クアハウスが隣接しており、ライトアップの日でも利用が可能だ。

「城端ハイウェイオアシス(桜ヶ池ハイウェイオアシス)」の詳細情報はこちら

「道の駅 たいら」の詳細情報はこちら

世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り」Contents

白川郷ヒストリー
合掌造りとは…
白川郷の見どころ
五箇山の見どころ

白川郷・五箇山の車中泊事情
白川郷・五箇山の車中泊スポット 一覧

白川郷・五箇山 全記事リスト

2019年版の最新情報を情報を盛り込んだ、詳細で実用性の高いガイドです。

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