7月2日(水)
この日は朝から、昨日の強風によるロスを取り戻すべく、再び稚内へ。
まずは稚内の名所、ノシャップ岬へと向かうが、今日もまたすごい風... パシャッっとやってそそくさとクルマに戻る。ここは夕暮れ時でなければ、何枚撮っても変わらない。

今日、稚内に寄った一番の目的は洗濯だ。
稚内にはパワフルなガス乾燥機のコインランドリーがある。最近はどこでもガス式が増えてきたが、電気の乾燥機は乾きが悪いため、お金と時間がかかる。キャンプ場ならそれでも良いのだが、昼間の移動中に洗濯をする場合は、ガス式があるとありがたい。その場所は北海道Bururuuに詳しく記載をするとしよう。

洗濯が終わるのを待つ間...
インターネットを繋いで、メールを確認。そして腹ごしらえ。
今日は稚内の駅弁「三宝寿し」をチェックする。といっても、かに・うに・いくらが入った駅弁が美味くないはずはなかった(大笑)。

さて、所用を済ませた僕達は宗谷へ向かった。
宗谷と聞くと、多くの人は「間宮林蔵さんが立っている岬」を連想するようだが、ここにはもっと北海道らしい景観が在る。周氷河地形と呼ばれる独特の丘陵エリアは、美瑛の丘と同じように、そこでしか見られない雄大な景色なのだ。丘の中腹でゴマ粒のように見えているのは黒毛和牛... それから、貴方にこの光景のスケールが伝わるだろうか...

ここは下の宗谷岬からは10分も離れていないのだが、全くの無人。
そりゃ、お土産屋さんはないけれど、せっかくだもの見せてやりなよ、北海道遺産って奴を。
バスツアーとは、こんなものなのだろうか...
「なんでだろ~」の歌を、思わず口ずさんでしまった(笑)。

その後、フレンディーは猿払を経て浜頓別までオホーツク海沿いを下り、そこから進路を内陸に取り、ピンネシリ、音威子府の道の駅を撮って、今日の宿泊地である森林公園びふかアイランドへ。
ここは、僕の知る限りでは、北海道屈指のキャンプ場である。
その森林公園びふかアイランドがいかなるキャンプ場であるかは、リンク先の車中泊ポイント・スポットガイドでじっくりご覧いただくとして、今回僕がここにやってきた理由は、シェルターを使った車中泊シーンを撮るのにちょうどいいロケーションだからである。
白樺林の中の草地に自由に車を乗り入れられるキャンプ場は、北海道といえどもそうはない。しかもここはひとり1泊200円という驚きの利用料金なのである。
僕がカーネルの読者に伝えたいのは、狭いクルマに引きこもって時を過ごすようなインドア車中泊ではなく、屋外で悠々と寛ぐ開放感に満ちた車中泊のノウハウだ。街の明かりがチラチラみえるような場所ばかりを好んで寝るから、そういう発想にならないだけで、圧倒的な自然の中で一夜を過ごせば、誰もがその違いに気づくだろう。
それは言い換えれば、これ以上、道の駅パラサイトを増やさないようにする為の処方箋でもある。
マスコミの素晴らしい点は「注意」や「規制」ではなく、ユーザーを「その気にさせる」ことにある。自主的に「そうしたくなる」プレゼンテーションを、プロと呼ばれる人々はもっと深く考え、やり続ける必要があるのだ.。強いリーダーシップと信念をクレバーなユーザー達は待っている。

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