寒咲菜花

琵琶湖・守山に咲く冬の菜の花 「寒咲菜花」

 

多くの被写体が冬枯れする、1月下旬から2月に見頃を迎えるのが、琵琶湖の守山市にある「なぎさ公園」の菜の花畑だ。寒咲菜花と呼ばれるこの品種は、雪を冠る蓬莱山を背景に、一足早い春が撮れることで人気があり、新聞にも取り上げられるほどの名所になっている。琵琶湖大橋にも近く、比較的天候も穏やかな地域にあるこの撮影地を、今日は詳しくガイドすることにしよう。

守山のなぎさ公園

 湖西方面からのアクセスなら、琵琶湖大橋を渡って最初の交差点を近江八幡方面に左折する。

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目印はかつての「ワンワン王国」の場所にできた大型商業施設の「ピエリ」。これを超えた先の中層マンションの向こうが目指す菜の花畑である。琵琶湖大橋からはクルマで5分もかからない。マンションを超えたらスグにハマヒルガオ群生地と書かれた古ぼけた看板が目に入るので、そこを左折し、10メートルほど進んで右手にある専用駐車場へ車を停める。

駐車場

キャパは30台ほどなので、週末は満車かもしれないが、見学客の回転は早いので、少し待てば入れることが多い。なお駐車場は未舗装で、ぬかるんでいることが多いため、履物には注意が必要だ。サンダルや防水性のないブーツではまず泣きを見る(笑)。

 

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撮影で大事なのは時間帯。午後からはマンションの影が菜の花畑にかかってくるため、撮影に適した時間帯は午前10時~正午あたりになる。

なぎさ公園

またこの菜の花畑は、ネット上の作品から想像するよりかなり小さく、広角レンズは持て余してしまう。焦点距離が1.5倍になるデジタル一眼レフなら、実質35ミリ程度が適性だろう。

また公園なので、人が頻繁にお花畑の中を歩き回り、山際はお天気も変わりやすい…

つまり、そう易々とは冒頭のような写真が撮れるチャンスは巡ってこない(笑)。マクロモードを駆使して、様々なアングルから菜の花を狙う方が、人や雲が切れるまでの時間を潰せるし、はるばるやって来た甲斐があることになるだろう。

 

道の駅琵琶湖大橋

ここは道の駅「琵琶湖大橋・お米プラザ」にほど近く、なぎさ公園からは10分もかからない場所に、スーパー銭湯もある。ただし道の駅は、なぎさ公園の琵琶湖を挟んだ対岸にあり、行き来するごとに橋の通行料200円が必要だ。

道の駅草津

それが煩わしければ、少し遠くなるが、道の駅「草津」に泊まることも可能だ。こちらは同じ東岸なので橋代は不要。おまけに琵琶湖大橋よりもはるかに静かである。

 

琵琶湖の朝日

最後に、お勧めの撮影コースは、朝は琵琶湖大橋の道の駅から湖西岸に出て、琵琶湖越しに朝日を撮り、朝食を済ませてから橋を渡ってなぎさ公園へ… 

その後は時間があれば湖周道路沿いに北へ向かい、長浜の黒壁スクエアを経由して夕陽の美しい湖北町へ…という流れだろう。これでほぼ1日が終わる。

 

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琵琶湖のオオワシ

琵琶湖(湖北町・山本山)のオオワシ 観察ポイント情報

オオワシは日本最大の猛禽で、絶滅のおそれがある野生生物 に関する保全状況や分布、生態等を記したレッドデータブックにその名を刻んでいる。

冬になると、流氷に乗ってオホーツク湾岸にやってくる姿を、しばしばテレビでも見かけるが、関西のバーダーには、琵琶湖の湖北にある山本山に飛来する1羽のオオワシのほうが馴染みがある。2001年から足掛け16年にわたり、山本山のオオワシを見続けてきた筆者が知る限り、現在のオオワシは3代目の個体になる。

PS:2016.1月追記

野鳥センターの係員に確認したところ、センターでは2代目と捉えているようだ。初代が来なくなってから、しばらくは奥琵琶湖の葛籠尾崎のオオワシが山本山にも姿を見せていたらしいが、それを「山本山のオオワシ」としてはカウントをしていないとのこと。現在観察できるのは、その後にやってきたメスのオオワシである。

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富山県・能登半島にある温泉併設の道の駅 氷見

 

氷見は能登半島の東岸・付け根部分にある小さな町だが、風景写真が好きな人なら、富山湾越しに雪の立山連峰を望むこの光景に、きっと見覚えがあるはずだ。

氷見

その富山湾に面した氷見は魚が美味しく、特に冬場はブリ漁が盛んなことで知られてきた。なぜ富山の魚が美味くて鮮度が良いのかを、ここでクドクド説明してしまうと、なかなか本論に進めないので割愛するが、それに興味のある方は、後で以下のサイトを見て確認しておこう。北陸旅がより楽しく思えるに違いない…

キトキトひみ どっとこむ

 

道の駅氷見 氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館  

さて。以前に能登をクルマで旅したことのある人のアタマの中にある道の駅は、たぶんこの景色ではないだろうか? 駐車場は港に面して広く、駅舎にはお刺身がふんだんに並ぶ活況に満ちた市場がある… 

氷見

だが、今はもうそこを訪ねても当時の面影はない… 2000年の4月に開館した「道の駅氷見 氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館」は2012年9月で閉館し、同年10月から500mほど離れた比美乃江大橋の対岸に、「道の駅氷見 ひみ番屋街」が新規にオープンしているのだ。

 

道の駅氷見 ひみ番屋街

番屋街は大小32の専門店(海鮮店、海産物店、土産店等)や農産物直売所、飲食店が出店しているテナント型の商業施設で、かつてのような市場の雰囲気はなく垢抜けている。この日は屋外のイベントスペースで九谷焼の陶器をセールしており、食品以外の特産品にも力を入れているようだ。

九谷焼  

さて肝心の車中泊についてだが、嬉しいことに今度の道の駅には、「氷見温泉郷総湯」という日帰り温泉施設が隣接している。

氷見温泉総湯

駐車場は超横長でサービスエリアに近いレイアウトだが、概ねフラットで傾斜は気にならないだろう。唯一心配なのは広すぎること。ここなら十分ドリフトの練習ができそうだ(笑)。

なお道の駅から歩いて行ける氷見海岸は、公園整備されており、ペットを散歩させられる。もちろんそこからも冒頭の光景を望むことは可能だ。おまけに冬は蜃気楼もよく見えるという。富山県には滑川に海があって景色の良い道の駅があるが、氷見に温泉が付いたとなれば、ここを旅の宿泊地にする人が多くなるに違いない。

氷見海岸  

 

 

 

道の駅氷見 ひみ番屋街
〒935-0004氷見市北大町25-5
☎:0766-74-2611
■駐車台数: 普通車310台
■ゴミ箱:あり

道の駅氷見

 

 

氷見温泉郷総湯  

氷見温泉総湯

 「ひみ番屋街」として、2012年秋に新装移転オープンを果たした「道の駅氷見」に隣接する日帰り温泉施設。強塩泉で、血液循環を促進させるほか、痛みをやわらげる鎮静効果があるというが、湯あたりすることがあるため入浴は5分位内にという注意書きが張られていた。

氷見温泉総湯2

筆者が気に入ったのは露天風呂にある炭酸泉。こちらは天然ではないようだが、やや温めで15分ほど浸かると体の芯から温まるらしい。実践してみると、なるほどその効能は事実のように思われた。
惜しいのは湯船の狭さ… 誰もが書かれた内容を見て長風呂をするわけだが、大人なら6人ほどしか入れないため、空きがないとその快適さを体感することは難しい。まあ、こちらはオマケのような位置づけなのだから、それは致し方のないところだろう。なお、この湯船はゆず湯とか牛乳風呂のように、季節や流行に合わせながら随時お湯を入れ替えていくのかも知れない。

  氷見温泉総湯

ちなみに温泉からの景観は、道の駅から見えるものと大差はない。ただし露天風呂に入浴しながら景観を楽しむことはできない。温泉評論家ではないので、泉質の良し悪しや、かけ流し・循環うんぬんについては疎いのだが、これだけはいえる。車中泊のクルマ旅で利用する温泉施設としては、十分満足できるレベルであった。

富山県氷見市北大町25-5   ☎0766-74-2611
●営業: 10:00~22:00 (閉館23:00)・無休
●料金:大人600円、小人300円/幼児(3歳以下)100円

 

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冬の上高地

冬の上高地でスノー・トレッキング

4月~11月の開山期間中は、約150万人もの観光客が訪れるという上高地。

上高地

しかし、ホテルや山小屋の営業が終わり、釜トンネルのゲートが固く閉ざされる雪の季節になると、様子は一変。本来の気難しい山の気質をむき出しにした北アルプスの砦の姿が戻ってくる… 今日はその凛とした上高地をスノーシューを履いて訪ねる「雪上トレッキング」の話をしよう。

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冬の淡路島の観光スポット 灘黒岩水仙郷 (なだくろいわすいせんきょう)

 

淡路島の南部に位置する灘黒岩水仙郷は、スイセンの名所として千葉県安房郡鋸南(きょなん)町にあるスイセンの里、福井県の越前水仙の里公園とともに、日本水仙三大群生地の一つに数えられている。

灘黒岩水仙郷 (なだくろいわすいせんきょう)

ここでは、約180年前に漁民が海岸に漂着した球根を山に植えたのが始まりと伝えられ、今では標高608メートルの諭鶴羽山から海に続く急斜面の一帯約7ヘクタールにわたって、約500万本もの野生の水仙が咲き誇るという。花は一重咲きの野生の二ホンスイセンが中心で、1月を中心に12月下旬から翌年の2月下旬まで開花が楽しめる。

ウメと水仙

時期を遅らせれば、遊歩道に植えられたウメの開花も同時に見ることができる。なお、午後からは太陽が海側にまわるので逆光になるため、撮影には午前中がお勧めだ。

灘黒岩水仙郷の駐車場

ただし、駐車場からは写真のような急な坂を登らなければならないので、足に不安のあるご年配にはちょっと厳しいかもしれない。

灘黒岩水仙郷 臨時駐車場

 加えて、問題はアクセスだ。
初めての人は、まさか真冬にこれほど人が集まるとは知らずに現地を目指してくるようだが、休日はとんでもない待ち時間を食らうことになる。

そこで、こちらの地図にある「臨時駐車場」の利用をお勧めしたい。福良港からもシャトルバスが出ているので、どちらでも都合のよい便を選べば良いだろう。シャトルバスは随時運行しており、さほど待たずに乗ることができるようだ。

灘黒岩水仙郷
兵庫県南あわじ市灘黒岩2
入場料:大人500円

 

 

PS

淡路島では立川水仙郷でもスイセンが見られるが、キャブコンのキャンピングカーは料金ゲートがくぐれないので入場することができない。また相当急な下り坂を車で通らなければならないので、車高の低い車も底を擦る可能性があるだろう。現地までの道も狭く、苦労して辿り着いた結果がそれでは、誰でもムカつくのが当たり前(笑)。該当する車両にお乗りの方には、無難な灘黒岩水仙郷がお薦めだ。

立川水仙郷

舗装してあるとはいえ、この道を下りきった谷底に立川水仙郷のお花畑がある。こちらの水仙は純白で品種が違う。

立川水仙郷

 

淡路島の詳細ガイドはこちら

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