イワナのにぎり寿司で有名な、道の駅・上平の「旬菜工房 いわな」


富山県の道の駅・上平には、珍しいイワナの握りを食べさせてくれる店がある。

いわな

渓流釣りをする人間にとっては当たり前のことだが、淡水魚は寄生虫に対する注意が必要で、基本的には生食を控え、火を通すか数日間冷凍にしてから刺身などにするほうが良いといわれている。

ここではおそらく衛生管理された養殖の岩魚を使っているのだろうが、暖簾をくぐったきっかけは、あえてその掟を破り、堂々と捌きたてのイワナの刺身を食わせてくれるお店が道の駅にある… ということに強い関心を抱き、その自信のわけに触れてみたいと思ったのだ。

 

イワナの塩焼き

かつては幻の魚と呼ばれ、その珍しさゆえに付加価値が付き、アマゴ(山女)や鮎より美味しい魚だと言わんばかりの人が少なくないが、実際に食べ比べれば、そうではないことが誰にでもわかる。筆者の中では3種の中で一番味のわからない魚がイワナだ。 

そもそもイワナの身は、質の良い油を蓄えた淡白な味で、どちらかといえば「無味」に近い。ゆえに焼く時も塩が皮にべったりとついているくらいがウマいのだ。機会があれば見てほしいのだが、山深い旅館で出されるイワナの塩焼きは、真っ白いくらい塩が振られているのである。

 

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しかし… そうであるなら、単なる刺身で食べるよりは、酢飯のアシストがある握りの方が美味く感じるのも道理である。しかも殺菌力のある酢を使うことで安全性も高くなる。 

そう考えると、このイワナの握りは、パフォーマンスではなくむしろ「理」にかなったメニューで、「当店自慢」の表記に偽りなしの一品ともいえる。値段的も妥当な線と思われた。

五箇山旬菜工房 いわな
〒939-1977 富山県南砺市 道の駅ささら館1F
☎0763-67-3267
営業時間:11:00~20:00 ・火曜定休

 

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