種田山頭火終焉の地 一草庵 /愛媛県・松山市 


道後温泉のある松山と言えば、かつては夏目漱石、近年では「坂の上の雲」にゆかりのあるところが脚光を浴びている。特に地元出身の俳人である正岡子規は、このドラマで大きく名を上げたに違いない。

一草庵

その同じ松山市内に、正岡子規とは全く作風の異なる昭和の俳人、種田山頭火の終焉の地が残されてることをご存知だろうか…

湯田温泉

山頭火は、1926年(大正15)年、一笠一杖一鉢の行乞行脚の旅を始め、その間、山口県小郡町に「其中庵」、湯田温泉に「風来居」を結ぶが行乞を止めず、自然と一体となり、自己に偽らず、自由に一筋の道を詠い続けた。

一草庵

1939年(昭和14年)年12月、友人の好意により御幸寺境内に庵住、「一草庵」と名付けられた。在庵10か月、翌年10月11日に永眠。享年59歳であった。

種田山頭火の生涯

世を捨て、人間臭さにまみれたその生き様は、けして褒められたものではないと思うが、反面、目標を見失った人々には、ある種の安堵感を与えてくれる存在なのかもしれない。誰だって、いつでも、またいつまでも「強いまま」ではいられない。時には弱さに励まされることがあって然りだ。クルマ旅の映画「あなたへ」の中でも、意味深な彼の言葉が引用されている。

「一草庵」は、休日のみ室内が公開される。料金は無料、ただし駐車場はないので隣の護国神社を利用しよう。なお同じ松山市内には同名のうどん屋さんがあるので、行かれる方はこちらのマップを参照に。

一草庵
松山市御幸1丁目435-1
内部公開時間
①2月1日~6月30日および9月1日~10月31日の土・日・祝日=午前9時~午後5時
②7月1日~8月31日の土・日・祝日=午前9時~午後5時30分
③11月1日~12月27日および1月5日~1月31日の土・日・祝日=午前9時~午後4時30分

 

道後温泉の主な見どころ・食べどころガイド

道後温泉の総合案内ページはこちら。

道後温泉

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