富山県・能登半島にある温泉併設の道の駅 氷見


氷見は能登半島の東岸・付け根部分にある小さな町だが、風景写真が好きな人なら、富山湾越しに雪の立山連峰を望むこの光景に、きっと見覚えがあるはずだ。

氷見

その富山湾に面した氷見は魚が美味しく、特に冬場はブリ漁が盛んなことで知られてきた。なぜ富山の魚が美味くて鮮度が良いのかを、ここでクドクド説明してしまうと、なかなか本論に進めないので割愛するが、それに興味のある方は、後で以下のサイトを見て確認しておこう。北陸旅がより楽しく思えるに違いない…

キトキトひみ どっとこむ

道の駅氷見 氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館  

さて。以前に能登をクルマで旅したことのある人のアタマの中にある道の駅は、たぶんこの景色ではないだろうか? 駐車場は港に面して広く、駅舎にはお刺身がふんだんに並ぶ活況に満ちた市場がある… 

氷見

だが、今はもうそこを訪ねても当時の面影はない… 2000年の4月に開館した「道の駅氷見 氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館」は2012年9月で閉館し、同年10月から500mほど離れた比美乃江大橋の対岸に、「道の駅氷見 ひみ番屋街」が新規にオープンしているのだ。

 

道の駅氷見 ひみ番屋街

番屋街は大小32の専門店(海鮮店、海産物店、土産店等)や農産物直売所、飲食店が出店しているテナント型の商業施設で、かつてのような市場の雰囲気はなく垢抜けている。この日は屋外のイベントスペースで九谷焼の陶器をセールしており、食品以外の特産品にも力を入れているようだ。

九谷焼  

さて肝心の車中泊についてだが、嬉しいことに今度の道の駅には、「氷見温泉郷総湯」という日帰り温泉施設が隣接している。

氷見温泉総湯

駐車場は超横長でサービスエリアに近いレイアウトだが、概ねフラットで傾斜は気にならないだろう。唯一心配なのは広すぎること。ここなら十分ドリフトの練習ができそうだ(笑)。

なお道の駅から歩いて行ける氷見海岸は、公園整備されており、ペットを散歩させられる。もちろんそこからも冒頭の光景を望むことは可能だ。おまけに冬は蜃気楼もよく見えるという。富山県には滑川に海があって景色の良い道の駅があるが、氷見に温泉が付いたとなれば、ここを旅の宿泊地にする人が多くなるに違いない。

氷見海岸  

道の駅氷見 ひみ番屋街
〒935-0004氷見市北大町25-5
☎:0766-74-2611
■駐車台数: 普通車310台
■ゴミ箱:あり

道の駅氷見

氷見温泉郷総湯  

氷見温泉総湯

 「ひみ番屋街」として、2012年秋に新装移転オープンを果たした「道の駅氷見」に隣接する日帰り温泉施設。強塩泉で、血液循環を促進させるほか、痛みをやわらげる鎮静効果があるというが、湯あたりすることがあるため入浴は5分位内にという注意書きが張られていた。

氷見温泉総湯2

筆者が気に入ったのは露天風呂にある炭酸泉。こちらは天然ではないようだが、やや温めで15分ほど浸かると体の芯から温まるらしい。実践してみると、なるほどその効能は事実のように思われた。
惜しいのは湯船の狭さ… 誰もが書かれた内容を見て長風呂をするわけだが、大人なら6人ほどしか入れないため、空きがないとその快適さを体感することは難しい。まあ、こちらはオマケのような位置づけなのだから、それは致し方のないところだろう。なお、この湯船はゆず湯とか牛乳風呂のように、季節や流行に合わせながら随時お湯を入れ替えていくのかも知れない。

  氷見温泉総湯

ちなみに温泉からの景観は、道の駅から見えるものと大差はない。ただし露天風呂に入浴しながら景観を楽しむことはできない。温泉評論家ではないので、泉質の良し悪しや、かけ流し・循環うんぬんについては疎いのだが、これだけはいえる。車中泊のクルマ旅で利用する温泉施設としては、十分満足できるレベルであった。

富山県氷見市北大町25-5   ☎0766-74-2611
●営業: 10:00~22:00 (閉館23:00)・無休
●料金:大人600円、小人300円/幼児(3歳以下)100円

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