坂本龍馬が眠る、京都霊山護国神社


高知で生まれた「幕末の志士」こと坂本龍馬の誕生日は11月15日。くしくも京都の近江屋で盟友の中岡慎太郎とともに暗殺されたのも同じ11月の15日である。

京都霊山護国神社

わずか33歳にして生涯を閉じた坂本龍馬は、故郷の高知ではなく、祇園からほど近い京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)の墓所で静かに眠っている。
この神社は紅葉の名所としても名高い高台寺に隣接し、墓地へと通じる維新の道は、清水寺へ続く二年坂と交わる好立地にある。

坂本龍馬の墓地

京都霊山護国神社は、明治天皇の詔により、京都の公家と山口・高知などの諸藩が相計らい、明治維新を目前に倒れた志士たちを祀るために京都の霊山の山頂に建立された招魂社で、靖国神社よりも古い歴史を持つ。
墓地には、坂本龍馬のほかに、木戸孝允、中岡慎太郎、頼三樹三郎、梅田雲浜、吉村寅太郎、平野国臣、久坂玄瑞、高杉晋作、宮部鼎蔵ら幕末勤王の志士1,356柱と、明治以降の日清戦争、日露戦争、太平洋戦争などの戦死者を合わせ約73、000柱が祭神として祀られている。

【主な幕末の志士の墓碑】
土佐藩 – 坂本龍馬、中岡慎太郎、吉村寅太郎、望月亀弥太、那須信吾、池内蔵太
長州藩 – 桂小五郎(木戸孝允)・幾松夫妻、高杉晋作、久坂玄瑞、大村益次郎、入江九一、寺島忠三郎、来島又兵衛、有吉熊次郎。
小浜藩 – 梅田雲浜
肥後藩 – 河上彦斎、宮部鼎蔵、横井小楠
水戸藩 – 江幡広光、林忠五郎、住谷寅之介
十津川郷士
福岡藩― 平野国臣

幕末維新ミュージアム

また、隣には霊山歴史館があり、坂本龍馬を斬った刀や龍馬が高杉晋作にもらった短銃など多くの史料が展示されている。幕末の歴史や人物が好きな方にとっては、まさに必見といえるスポットだろう。

軍鶏鍋

さて。龍馬の命日である11月15日には、毎年神社の境内で「龍馬祭」が催され、高知県人会の差し入れで、龍馬の好物であった軍鶏鍋が振舞われる。

坂本龍馬の名刺

2010年に筆者が訪ねた時は、ちょうどNHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送されていた年で、霊山墳墓拝観料の領収書代わりに、こんな気の利いた名刺が貰えた。なかなか粋なはからいであった。

坂本龍馬のお墓参り

ただし当日はご覧のとおり大混雑。何事にもガマンは必要ということか…(笑)

京都霊山護国神社
京都府京都市東山区清閑寺霊山町1
☎075-561-7124
●公共交通
京都市営バス80・202・206・207系統「東山安井」バス停下車、徒歩10分。
●拝観時間
開門8時(入山受付9時)・閉山17時 年中無休

下河原パーキング

●駐車場
 最寄りは民間駐車場の「下河原モータープール」。霊山護国神社まで徒歩5分。
●拝観料
境内は無料、霊山墳墓拝観料は大人300円

「車中泊で辿る、坂本龍馬の足跡」 トップページはこちら

京都の車中泊・クルマ旅のガイドはこちらに詳しく記載

【稲垣朝則のオリジナル・ウェブサイト】

クルマで旅する北海道

車中泊で温泉旅

オートパッカー

ザ・キャンピングカーライフ

大人の車中泊

サブバッテリー