三保松原の車中泊事情 2018.2月更新

「羽衣伝説」で知られる静岡県清水区の「三保松原」は、2013年6月に世界文化遺産に登録された「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成遺産のひとつである。その美しい景観と撮影ポイントについては、下の別記事にまとめているので、あわせて参考にしていただきたい。

世界遺産「三保松原」 撮影パーフェクトガイド

ここでは、今や大人気となった「三保松原」周辺の車中泊事情と車中泊スポットを紹介しよう。

まず、清水の周辺に道の駅はない。だが三保の松原エリアには、トイレがある駐車場が3ヶ所に用意されており、いずれも車中泊は可能だ。ただし❸については1日500円の有料と書かれている。

民家や旅館に近くて無難なのは、❶の三保松原無料駐車場だろう。「三保松原」でナビ検索すると、たいていの機種はここへ案内してくれるはずだ。ただ第一駐車場はバイクと観光バス用になっており、マイカーは手前の隣接する第二駐車場を利用する。

駐車スペースは入口の奥に広く設けられており、200台以上の収容が可能。入口にゲートはなく、24時間出入りができる。

2018年2月に訪ねた時は、以前未舗装だったスペースの整備工事を行っていた。路面はアスファルトではなく、既に工事を終えている場所と同じ砂利の圧縮路になりそうだ。

また、以前は第二駐車場にあった観光案内所は、第一駐車場のトイレ横に移動していた。世界遺産登録後にトイレは新調され、シャワートイレ(ウォシュレット)完備のキレイな設備になっている。

三保松原は「地域ぐるみ」で世界遺産登録を勝ち取った経緯からか、訪れる旅人を歓待するムードが感じられ、早朝にウォーキングをしている地元の人達は、ほとんど気持よく挨拶をしてくれる。

こちらはマップ❷の無料駐車場。フラットできちんと舗装されており、富士山の眺めがいいのが魅力だ。駐車場に名前はつけられておらず、「三保飛行機場」、あるいは「三保灯台」が目印になる。

すぐ近くにある三保灯台。上の駐車場が写真の右下に見えている。前の道(太平洋岸自転車道)は車両通行止めとなっているが、そのまま松原沿いに歩けば、さきほどの無料第二駐車場までは15分もかからないと思う。クルマはマップのオレンジの道からアクセスする。

カーナビでは「三保園ホテル(☎054-334-0111)」を目印にするといい。ホテルの前の道を100メートルほど突っ切れば駐車場が見えてくる。

ありがたいことに、三保園ホテルの「三保はごろも温泉 天女の湯」は、日帰り入浴が可能で、まるで海水のように塩辛い温泉が600円で味わえる。露天風呂はぬる湯で気持ちがいい。

難点は三保灯台の横にあるこのトイレ。女性は一度見てから判断したほうが良さそうだ。これがキレイに建て替えられたら、ここの駐車場が最高になるかも(笑)。

2018年2月、なんとその待望の水洗トイレができていた! もちろんシャワートイレ付きである(笑)。

ただし建て替えではなく「増設」。紹介した駐車場のさらに奥に、小さな駐車場とともに新設されていた。ここが知れ渡れば、即満車になることだろう(笑)。

なお、周辺にコンビニはたくさんあるが、生鮮食品が手に入るのは3キロほど離れたところにあるマックスバリュ。ただし、マップのオレンジで記されたメインの通り沿いではなく、少し奥まったところにある。

最後は❸の東海大学海洋博物館前の有料駐車場。ゲートには1日500円の表示があるが、午前9時でも右側から自由に出入りができた(笑)。すぐ裏手に清水エスパルスの練習グランドがあり、営業時間外はその関係者の「近道」になっているようだ。なお、この駐車場には「ゴミ箱」が設置されている。

東海大学海洋博物館はかなり古ぼけた感のある見学施設だが、入場料は1500円。しかも駐車場代まできちんと取る。ということで、さすがに筆者も中までは見ていない(笑)。

PS

三保の松原から朝日は撮れるが、角度の問題で富士山を絡めることはできない。であれば、わざわざ三保の松原で車中泊をする必要がないともいえる。

景観を望むなら、日本平にも無料駐車場がある。

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