シガーソケットコンセント&車載用インバータで、スマホを充電


メインバッテリーを上手に使う

TOYOTAのカローラが「この国のセダン」、そして世のサラリーマンの視線の向こうに「いつかはクラウン」という夢があった時代。そんな頃からクルマに乗ってきた中高年にとって、メインバッテリーからよもや家電に充電する日がくるなんて!である。
ちょっと前までシガーソケットは、まさにその名の通り、タバコに火をつけるライターを刺しておく場所だった。

カーナビ

さて。時代は進み、今のシガーソケットはカーナビやレーダー探知機、さらにはプラズマクラスターに至る車載用電化製品の「コンセント」に変わっている。

プラズマクラスター

もちろん電子レンジのような大容量の家電を車中泊に持ち込むには、サブバッテリーと呼ばれる、メインバッテリーとは別の充電・蓄電システムが必要なわけだが、その詳しい話はブログのたったひと記事ではとても書けるものではない。

サブバッテリーシステム

もし、その情報が欲しくてここに迷いこんでしまった人は、筆者がそれ用に立ち上げているウェブサイト、「サブバッテリー ドットコム」を参考にしていただきたい。ここでは、クルマのメインバッテリーをドライブ時に活用する話を紹介している。

カーバッテリー

まず、これから車中泊を始めようとする人は、愛車に搭載されているカーバッテリーを見直すことから始めよう。カーバッテリーには容量があり、車中泊をするのならできるだけ容量の大きなタイプの使用がお勧めだ。ただし載せられる大きさは車種によって異なると思うので、詳細はオートバックスなどに相談しよう。

シガーソケットの分配器が必要なのはそれからだ。

固定式

 こちらが車載用のインバータ。クルマのバッテリーは乾電池と同じく12ボルトの電圧なので、それを家電に使うには100ボルトに変圧する機器が必要になる。これをシガーソケットコンセントに刺すと、いよいよスマホやタブレット、さらには一眼レフのデジカメのバッテリーが充電できるようになる。

ハイブリッドインバータ

こちらは少し前まで使っていたシガーソケット直結タイプの車載用インバータ。場所を取らないのは嬉しいのだが、最近はコードレスの充電器が増え、走行中の振動で充電器が外れてしまうトラブルが続いた。そのため、コード付きのインバータでダッシュボードにしっかり固定できるタイプに買い替えた。

走行

なお、メインバッテリーから充電する際の留意点は2つある。まず充電できるのはエンジンをかけた時だけだ。物理的にはアクセサリーにした状態でも充電できるが、カーバッテリーは短距離選手と同じで、エンジンをかける瞬間に強い電流を流すことはできるが、マラソン選手のように、少ない電力を一定時間安定的に供給し続けるのが苦手という性格を持っている。つまり、何も考えずに使ってしまうと「バッテリーあがり」を起こしやすい。
それもあって、どの車載用インバータも使用できる最大ワット数が抑えてある。スマホやカメラのバッテリー、あるいは車載用の冷蔵庫などはいいが、100ワットを超えるような家電は起動しない場合が多い。

ポータブルバッテリー

 電気を多く使いたい人は、こういうポータブルスタイルのサブバッテリーをあわせて用意するといいかもしれない。これは元々カーバッテリーが外出先であがってしまった場合に使うものだったが、それを防災用に改良したものだ。筆者もミニバンには搭載していた。
ただ、写真の製品は生産終了になっているので、下に現行モデルを紹介しておこう。価格も手頃なので、あっても困る代物ではないだろう。

サイン波インバータ

最後に。これはキャンピングカーなどサブバッテリーシステムを搭載している人に向けた内容になるのだが、サブバッテリーシステムのインバータは、スイッチオンにするだけで電気を消費し始める。しかし走行中は「充電モード」になるため、一般的には走りながらの使用は推奨されていない。たぶん購入時に走行中はサブバッテリーを使用しないよう注意を受けているはずだ。

実使用レポートのインデックスページへ。

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