平湯温泉・あかんだな駐車場の賢い利用法


車中泊禁止 あかんだな駐車場

正直な話、ここは国立公園用の市営駐車場としては「問題児」である(笑)。理由は幾つも挙げられるが、車中泊禁止の前に、一番の問題は駐車場のゲートが夕方6時を超えると翌朝4時までクローズドされることだ。

新バス停

あかんだな駐車場からは、上高地行きの始発バスが運行している。季節によって開門時間を多少は変えているようだが、いずれにしてもハイシーズンの連休になれば、深夜の2時や3時に日本各地から利用者がやってくるのは当然だ。

しかも、東海北陸自動車道の全線開通により、吹田インターから上高地へのアクセスは、長野自動車道の松本インター経由より、平湯温泉を目指すルートのほうが60キロ以上短くなった。夜間の運転時間が1時間も変わるというのは、特に中高年には大きな違いである(笑)。

それも含めて、よもや北アルプスへの登山客が利用する公共駐車場が、夜間閉鎖されているとは誰も最初は思わないに違いない。それが到着後、えええっ、と絶句する人が後を絶たない理由なのだ。 

ちなみに「車中泊禁止」の車中泊とは、テントを張らないまでも車外で調理や食事をするオートキャンプ(車中泊キャンプ)のことと勘違いをしていると筆者は思う。

いくらなんでも到着後や下山後に、くたびれてそのまま寝てしまう人まで「叩き起こそう」とはしまい(笑)。
だが、管理者の不勉強により、ここは仮眠すらもできない場所というレッテルが既に貼られているのは事実。それは利用者だけでなく「高山市」にとってもけして良いことではないだろう。できれば「乗鞍観光センター」に見習って、1日でも早く看板を書き換えていただきたいものである。

あかんだな駐車場

なお、あかんだな駐車場は料金ゲートを3階とカウントするなら、2階と1階に駐車場がある。シャトルバスの停留所は1階になるので、利用する場合は1階へ停めるほうがいい。さもなければ60リットルの重荷を背負って、この階段を往復することになってしまう… 

さて、次はもっとお得な話をしよう。

安房トンネル

奥飛騨温泉郷の平湯温泉から上高地に行くには、途中で有料の安房トンネルを通るのが普通だ。通行料金は普通車で800円ほどだと思うが、往復すると1500円近い出費になる。中には旧道の安房峠を通る人もいるだろうが、キャンピングカーにお勧めできる道じゃない。

だが、不思議なことに…
安房トンネルを通らない沢渡地区から上高地までのシャトルバス料金と、あかんだな駐車場からのそれは「同額(往復2050円)」である。ちなみにタクシーの定額制は、トンネル料金は「別途」になる。ということは… 

そういうことだ(笑)。

道の駅 奥飛騨温泉郷上宝

東海北陸自動車道で行くのなら、奥飛騨温泉郷にあるあかんだな駐車場から上高地に行くほうが、高速代が安い上にトンネル代もかからない。仮にその後で、乗鞍高原や白骨温泉に行くとしても、トンネル代は片道分でおさまる。

つまり車中泊にこだわって沢渡に停めるよりも、「道の駅・奥飛騨温泉郷上宝」まで来て車中泊し、目が覚めてから「あかんだな駐車場」に入ればいい。また、あかんだな駐車場の開門後すみやかに移動するなら、平湯バスターミナルの駐車場でも「時間待ちのための仮眠」が許されている。

ただし、平日でも10時になればバスは混雑が予想される。キャンプ道具を背負って行くなら乗車時間は早いに越したことはないだろう。

なお、奥飛騨温泉郷にコンビニはない。道の駅の近くにAコープはあるが、いずれにしても営業時間には間に合うまい。上高地に行く際は、現地での食料に当日の朝食まで用意していくことをお勧めする。

上高地キャンプ&トレッキングガイドに戻る
※沢渡地区の駐車場情報もこちらで確認できます。

スポンサードリンク