乗鞍三名滝(番所大滝・善五郎の滝・三本滝)ガイド


乗鞍三名滝を全部巡るには、少なくても半日、写真を撮りながらじっくり観るなら1日はかかると思ったほうがいい。

その場合、中高年なら体力を考えると2日に分けるほうが良いかもしれない。ホームページの本編にも書いているが、乗鞍高原はドライブではなく、歩かないと美しい景観には出逢えないところである。

マップ

番所大滝

標高約1,250メートル地点を流れる小大野川にある、幅15メートル 、落差40メートルの滝で、乗鞍三滝の中では最大と云われている。

番所大滝

雪解け水で水量が増える春先は、ゴツゴツとした黒い岩肌を叩くように流れ落ちるため、豪快なしぶきが飛ぶ。

番所大滝スロー

ただ、それは肉眼よりもスローシャッターで観るほうが美しいように思う。

番所大滝マップ

なお筆者のお勧めは、滝の上流に沿って歩く「千間淵遊歩道」。 ただし春先はGW頃まで残雪があるため滑りやすい。靴をよく選んでいく必要があるだろう。所要時間は番所大滝駐車場から往復約90分。

番所大滝駐車場

写真の右側が開けており、約20台が停められる。ただし、三名滝の駐車場で、ここだけが有料になっている。その代わりにトイレがあるので車中泊も可能だ。滝を夜明けとともに見に行く必要性は感じないが(笑)、かつて乗鞍観光センターの無料駐車場での車中泊が禁じられていた時期に、一度ここで車中泊をした経験がある。

善五郎の滝

この滝には、釣の名手であった善五郎が岩魚に引き込まれて見つけたという伝説が残されている。

善五郎の滝

確かに、その滝壺に興味は感じるが、落差21.5メートル・幅8メートルの見事な滝は、近くから観るより、滝見台に立ち、乗鞍岳とともに眺望するのがお勧めだ。

ただし、それにはちょっとした秘訣がある。

善五郎の滝マップ

善五郎の滝に行くには2つのルートがある。滝壺を目指す場合は上のマップ❶の駐車場に停めると近いが、滝見台は滝壺に降りる道との分岐のまだ先にあるため、気づかない人が多いようだ。

滝見台に行きやすいのは❷からのルートで、クルマはスキー場の第三駐車場に置くことができる。

善五郎の滝 滝壺

こちらが滝壺。「善五郎の滝専用駐車場」からは約15分で到着する。

善五郎の滝 駐車場

こちらが❶の「善五郎の滝専用駐車場」。
ただ、乗鞍三名滝をワンデイで周るには、体力温存のためにどこかで「手抜き」も必要だ。それには善五郎の滝を滝見台で見るだけに留めるのが一番いいと筆者は思う。

三本滝

番所大滝・善五郎の滝を見てワンデイでここまで来ると、さすがに疲労は隠せないと思うのだが、この滝もしっかり歩かなければならないところにある(笑)。表示は駐車場から900メートルとなっているが、途中は山道のようになっており、片道25分ほどはかかる。

三本滝遊歩道

三本滝は、水源が異なる3つの沢が別々の滝となってひとつの場所に集まった珍しい「場所」と表現ほうが実態に近いと思う。小大野川、黒い沢、無名沢の3本の河川の合流地点の直近にあるため、3本の滝が横に並んで見えるからだ。

三本滝

さらに様々な旅人のブログを見ると、どうやらこの景観を「三本滝」と勘違いしているように見受けられる。実は上の写真は三本滝のうちの2つでしかない。

三本滝2

本当の三本滝はこちらの景観。上の写真の左端の滝が、下の写真の中央にあたる。このアングルは広角レンズでなければ撮れないため、あまり目にすることがないのだろう。

名前は右から「黒い沢の滝」45メートル、「本沢の滝」段瀑60メートル、そして「無名沢の滝」50メートルである。

黒い沢の滝

面白い写真が撮れるという意味では、乗鞍三名滝の中でもここが一番だろう。面倒でも三脚を持参する方がいい。

三本滝レストハウス

クルマは三本滝レストハウスの無料駐車場に停められる。

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