道の駅・風穴の里(長野県)の車中泊事情 2018.4更新


不思議なことに… 松本市街から乗鞍高原、さらには上高地を越えて奥飛騨温泉郷の平湯に至るまでの間に、道の駅はこの1軒しかない。

そのため、四季を通して「道の駅頼りの車中泊旅行者」で賑わっているみたいだが、この道の駅は、ゴミ箱が設置されている点を除けば、さほど車中泊向きとは思えない。

だが… その唯一のセールスポイントともいえるゴミ箱が、2018年4月に訪ねた時には撤去されていた。

掲示によれば、ゴミ箱は店内にあり夜間の利用はできないとのこと。

こちらが現在の様子。様々な憶測を呼びそうな対応だが、もう面倒なので、いちいちそのことには触れはしない(笑)。

ただこうなると、深夜に到着して早朝のうちに沢渡へ移動する人にとっては、もはや「ないに等しい」ことになる。もっとも、道の駅の規定に「24時間利用できるゴミ箱の設置」というのはないのだから合法だ(笑)。

【道の駅風穴の里 車中泊好適度!チェック】
1.駐車場の平坦性=×
2.駐車場のキャパシティー=△ 普通車:32台
3.ゴミ箱の有無=△
4.旅行情報の充実度=○
5.付帯設備の充実度=○

それよりも… この道の駅の最大の難点は駐車場だろう。収容台数が少ないうえに傾斜がある。しかも傾斜は上の写真の奥から手前にかけて下り、さらに右から左にかけても下っており、ハイエースが駐車している列はダブルでその影響を受ける。

また前を走る国道158号は夜間も通行量が多く、トラックもよく通る。

ゆえに、何もここで泊まる必要はないと思うのだが(笑)、あえてその理由を見出すとすれば、松本方面から上高地にアクセスする人の「前泊地」ということになるのだろう。

ご承知の通り、現在は上高地までマイカーで行くことはできない。そのため、マイカー旅行者は「沢渡地区」にある「有料の乗り換え駐車場」にクルマを置いて、バスかタクシーで上高地まで往復しなければならない。

「有料の乗り換え駐車場」で車中泊をすれば、駐車料金は2日分の1200円が必要(日付が変われば料金も変わる)になるわけだが、道の駅で前泊すれば1日分の600円が浮く。セコいようだが、こういう節約を重ねていかなければ、なかなか毎月の遠出というのは難しい。

ちなみに、道の駅から沢渡の筆者がお勧めしている「松本市営・沢渡第2(第3)駐車場」までは約13キロ、15分。

一見余裕があるように思えるが、グリーンシーズンの金曜日や連休前日には、深夜から早朝にかけて、全国から続々と登山客・マイカー観光客がやってくる。

つまり早起きが苦にならず、朝6時前にはラクに移動できるという人は問題ないが、8時頃からでないと動けない人には、既に「駐車場の空き待ち」が待っている可能性が高い。

その心配があるなら、600円を「駐車場の確保代」と思い、沢渡まで行って車中泊をするほうがいい。駐車場はどんなに早くても昼前までは空かないはずだ。

松本市営・沢渡第二駐車場の車中泊事情はこちら

さて。ここからは道の駅、沢渡、さらに乗鞍高原で車中泊をする人すべてに共通する話になる。

連泊でも十分楽しめる上高地と乗鞍高原周辺の問題点は、近くにスーパーマーケットがないことだ。比較的大きなスーパーは、松本方面から来る途中にある松本電鉄上高地線「波田」駅前の「デリシア」。ここは真新しいコインランドリーも併設している。そこから道の駅からまでは10キロほどの道のりだ。

ただし、デリシアは国道158号からは見えないところに建っている。目印は波田町役場。松本方面から来る場合は、その交差点を左折し、踏切を超えてスグのところにあるが、ナビで行くほうが確実だろう。

デリシア 波田駅前店
〒390-1401松本市波田4417-28
☎ 0263-92-5545
営業時間9:00~23:00・無休

また最寄りの温泉は、2017年4月にリニューアルオープンした、竜島温泉せせらぎの湯。デリシアから道の駅方面に少し進んだところにあるが、こちらも国道から外れた川沿いにあるため、夜は相当わかりづらい。

竜島温泉せせらぎの湯
〒390-1520 長野県松本市波田3452
☎0263-94-1126
大人:510円
入浴・休憩/ 10:00~22:00(入館締切21:00)・毎週月曜定休

なお、沢渡周辺と乗鞍高原には、日帰り入浴ができる温泉がたくさんあるので、そちらから道の駅に行く場合は、事前に入浴を済ませてからのほうがいいだろう。

道の駅に話を戻して、今度は施設の紹介をしよう。

話の設定上、駅舎内を見るのは時間的に難しいかもしれないが、もし道の駅の営業時間中に立ち寄れるなら、上高地のガイドマップはここで手に入れていくといい。上高地バスターミナルには、無料のマップは置いていない。

また乗鞍高原に行くなら、日帰り温泉「湯けむり館」の割引券が手に入る。この御時世で、ひとり100円割引というのは太っ腹だ(笑)。

2018年4月にリューアルされたばかりの売店には、地元のユニークなアイテムも置かれており、思いのほか楽しめる。中でもこの「とうじかご」には心が動いた。

近くの奈川は、この籠を使うハレの日の郷土料理「とうじ蕎麦」が有名だ。

さて、道の駅のレストランの名物は「十割そば」らしい。いつでもあるかは疑問だが、盛り蕎麦680円というリーズナブルさに誘われ、食べてみることに。

麺は確かにコシがあってツルツル・つやつや。しかし、「やられた~」という感じは否めない。確かに、のぼりに「手打ち」とは書かれていなかった(笑)。

最後は道の駅の店舗について。

国道を挟んだ反対車線側には、乗鞍高原にある人気の石釜パン工房「ル・コパン」の支店があったが、ずいぶん前に閉店してしまった。今は本店も廃業、美味かっただけに残念だ。

現在は「そば&カフェぐりんでる」が営業中。ここではさきほどの「とうじ蕎麦」も食べられるようだが、まだ行けていない。

トイレはないが、こちらサイドにも駐車場が設けられている。

乗鞍高原・上高地の車中泊スポット一覧はこちら

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