乗鞍高原のキャンプ・車中泊事情


まず、乗鞍高原にキャンプ場は2ヶ所あるが、いずれもテントサイトにクルマが横付けできる、いわゆる普通のオートキャンプ場ではない。

いがやモーターキャンプ

いがやレクリエーションランド「モーターキャンプ」

こちらは珍しいテント泊お断りのキャンピングカー専用のオートサイトだ。コンセプトとしてはリアル・オートキャンプに合致しているところも多いが、スキー客を意識しているようで、いかんせん料金が高く、グリーンシーズンにこの設備では、そりゃ「観光地価格」といわれても仕方がないだろう。

営業期間 4月下旬~11月上旬
・1泊2日 2,000円 ・深夜到着半泊 ¥1,000  ・デイキャンプ ¥1,500
・AC電源使用料 10A:1,000円 20A:2,000円
・予約・問合せ先 0263-93-1070(管理棟)
ただし、炊事場、洗濯場、グレー・ブラックダンプステーションはない。

一ノ瀬(園地)キャンプ場

一の瀬園地

一の瀬園地の「ネイチャープラザ・一の瀬」の無料駐車場の近くにトイレがあるので、車中泊は可能だ。

ただしキャンプ場は車両乗入れ禁止で、駐車場から1.5kmも離れたところにあり、歩くと20分近くかかる。巷では日本一不便なキャンプ場などと呼ばれているようだが(笑)、リアカーが使えるので、上高地の小梨平に似たような感じだろう。上高地に行く前にテストキャンプをしたい人にはちょうど良いフィールドだと思う。

詳細は管理する休暇村 乗鞍高原のキャンプ場ページで確認できる。

Pキャン

キャンプ場の観点から見ると、いずれも使い勝手は「中途半端」だ。これでは電源を使用しないミニバンなどの車中泊旅行者には、「行き場のない環境」といわれても過言ではあるまい。ゆえに筆者には、それが乗鞍観光センターにおける過去の車中泊に関する経緯と無関係だとは思えない。

乗鞍観光センター

乗鞍高原でトイレがあって車中泊のできる駐車場

●番所大滝(有料)
●乗鞍観光センター(無料)
●一の瀬園地(無料)

デリシア

ただし、乗鞍高原には「食料調達ができない」という難点もある。近くにはスーパーマーケットどころかコンビニもない。比較的大きなスーパーは、松本方面に向かって30キロ近く走った、松本電鉄上高地線の「波田」駅手前の交差点(波田町役場が目印)を右折したスグにある「デリシア」。そこまで行けば真新しいコインランドリーも併設している。

結論は、エコーラインで早朝から乗鞍山頂エリアに行かないのなら、あえて乗鞍高原でキャンプや車中泊をする必要はないと思う。「居心地と利便性」で見れば、平湯キャンプ場と奥飛騨温泉郷オートキャンプ場がある、奥飛騨温泉郷のほうがお勧めだろう。

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