倉敷、そして呉から音戸


東北遠征から戻った5月2週の週末。帰宅後、中3日の休養を経て、今度は岡山・広島へ3泊4日の親子旅に出た。親は母、子は今月53歳の誕生日を迎える筆者である(笑)。
78歳となった母は、車中泊の旅を苦にしない誠に逞しき高齢者である。キャンピングカーではさほど驚くことではないかも知れないが、彼女は昨年、ボンゴ・フレンディーで10日間の北海道旅を経験している。戦争を知る昭和ヒトケタ生れの母にすれば、車中泊の窮屈さなど全く問題ではないようだ。 
そんな彼女の楽しみのひとつが、NHKの「ラジオ深夜便」である。今回はそのイベントとして開催された「FMウォークin呉」に参加したいとの話を聞き、母の日の「贈り物」代わりにお供することにした。

大原美術館

呉での受付が朝9時からということで、木曜の夜に出発し、金曜日は朝から倉敷に立ち寄り、母が以前から行きたいと思っていた「大原美術館」へ。この美術館は倉敷紡績を経営した大原孫三郎氏が創立し、モネ、ミレー、ルノワール、ピカソ等々、著名な西洋画家の作品をコレクションしているが、その収集を行った日本人画家、児島虎次郎の業績を記念するために建てられたものだ。美術館からは少し離れたアイビー・スクエアの一角には、別館として小島虎次郎記念館があり、そこでは小島自身の作品を見ることができる。

宮島 鳥居修復

倉敷で時間を食ってしまったため、その後は尾道をパスして一気に宮島へとクルマを走らせた。しかし、宮島では思わぬハプニングに遭遇する。この4月の豪雨で傷んだため、自慢の大鳥居は修復中であった。
しかし… その情報はフェリーターミナルにも公式サイトにも書かれてはいない。世界遺産に登録される観光地が、そのランドマーク的存在が修復中であることを、まるで隠すようにしているのはちょっと残念である。宮島には他にも数多くの見どころがある。だからこそ、鳥居は修復中だが、「それでもよければどうぞ」と正直にやれば誰も腹は立たない。この日は多くの外国人旅行者と出会ったが、同じ日本人として、こっちが申し訳ない気分にさせられた…

呉

さて、宮島SAで車中泊をした翌朝、8時過ぎに僕らは待ち合わせの呉フェリーターミナルに到着した。呉は戦艦大和が作られた軍事基地のあった港で、今も海上自衛隊の船舶が頻繁に出入りしている。
そこから音戸の瀬戸まではクルマなら10分ほどで行けるが、今回は特別チャーター便が用意され、船でアクセスすることになっていた。「FMウォークin呉」に参加したリスナーは、なんと300人。筆者は多分ベスト10に入る「若者」であったに違いない(笑)。いやいや、世の中まだまだ知らない世界だらけである。

ラジオ深夜便

このイベントには、第二部としてトークセッションが用意されていた。そこではウォーキングに参加したラジオ深夜便のアンカーである明石さんと遠藤さんに加え、大河ドラマ平清盛で伊藤忠清を演じている俳優の藤本隆宏氏がゲスト参加し、約1時間にわたってドラマの話を中心に楽しいインタビューを聞くことができた。ちなみに伊藤忠清は、昨日の回で、清盛に「侍大将として一言申し上げたい」のセリフを語った、マッチョな役者さんである。元オリンピックの水泳代表選手だけに、まさに「はまり役」といった感じだ。

音戸の瀬戸

最後に音戸の瀬戸のお話を。この海峡は日宋貿易の航路として、平安時代の1167年に平清盛が開削したと伝えられ、一日で工事を完了させるために夕日を招き返したという伝説が残されている。そのあたりの詳しい話は、恒例によりデータベースのブログに掲載をする予定だ。瀬戸内海を眺望できる絶景の車中泊スポットと合わせてご紹介していく予定なので、ぜひご期待を。

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