ヒグマの生態と習性/北海道・車中泊&クルマ旅 スタートガイド


北海道全域に棲むヒグマの数は約2,000頭といわれ、今は知床半島と東大雪周辺に多く生息しているが、森林だけでなく原野も好む。

平均的なオスの全長はおよそ2~3メートル、体重は200キロ~500キロで、メスはひとまわり小さい。

higuma

基本的に臆病な性質で、決して好戦的ではないが、一度手に入れた獲物に対する執着心が強いため、稀に人を襲うことがある。山菜採りで被害に合うのは、そのせいだろう。

そんなヒグマとうまく付き合うために、その生態と習性を覚えておこう。

ヒグマ

●雑食で主食は植物
主に春は山菜、秋は木の実を食べるが、夏場は昆虫を食べる割合が高くなる。積極的に生きている哺乳類・鳥類を狙うことは少ない。

子連れ

●子育ては2年
初夏に発情期を迎えるオス熊は、子連れのメス熊に出会うと、子グマを殺し、自分の子孫を残そうとする。そのため子育て中のメス熊は、この時期はオスを避けて市街地の近くに姿を現す機会が多くなる。また子グマに対する防衛本能は極めて高く、子グマを見た時は、速やかにそこを離れたほうが安全だ。

柵越え

●逃げるものを追いかける
ヒグマに出会わないようにするには、鈴や笛を身につけて歩く、昔ながらの方法が今でも有効。ラジオはこちらにもヒグマの気配がわからなくなるため、かえって良くないそうだ。万一出会った時は様子を観察し、立ち上がった時は「威嚇」のサインと判断しよう。

具体的にはそのまま後ずさりして距離を取ることを考える。近づいてくるようならリュックなどを手放し、そちらに関心を持たせるよう計らってみる。一番危険なのは、背を向けて走ること。ヒグマは時速50キロ以上で走れるため、そうなるとかなりヤバイ。ちなみに筆者は野生のヒグマに10度近く出会っているが、幸いにもそこまで怖い経験はしていない。

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