知床自然センター


知床半島の自然観察情報発信基地。
知床の自然をザクッと知るには最適の場所だ。フレペの滝に行くには、ここに車をおいて20分ほど歩くことになるので、その際にはぜひ立ち寄っていただきたい。また夏休みのマイカー規制時には、知床五湖方面へ行くパーク&ライドの停車場に指定されている。

ロビー展

 入館は無料だが、見られるものはそう多くはない。
その中で気を引くのは「ロビー展」で、知床の大自然をフィールドに写真やイラストなどを発表してきたクリエイターの作品を定期的に企画展示している。

田中豊美

筆者が訪ねた時は、イラストレーターの田中豊美氏の作品が展示されていた。田中氏は毎年ユニセフのカレンダーに作品が登用される世界的にも有名な動物画家で、長年知床自然センターのパンフレットも手がけてきた。知床で時折見かける「クマ注意」の看板も、若き日の彼が描いた作品だ。

トラ

だが、一番すごいのはトラの絵。もし戦国時代に生まれていたら、国内のお城の屏風は今とはずいぶん違っていたかもしれない(笑)。

四季知床

さて。館内には、高さ12m、幅20mの大型スクリーンで、迫力ある映像が見られる有料施設の「ダイナビジョン」館があり、大空を羽ばたくワシの目になって知床の自然を空から見ることができる「四季知床」を上映している。

ただ知床の大自然の映像は、道の駅や世界遺産センターなどでも上映しており、そこでは無料で見ることができる。

スライドレクチャー

むしろ筆者が価値を感じるのは、知床を舞台に日々奮闘する知床財団のスタッフが、撮りためた写真を大型スクリーンに映し出しながら行う15分程度のスライドレクチャーだ。

単なる観光旅行では気付かない知床の魅力に加え、素晴らしい自然の裏で実際に起きている問題や、知床の自然を守っていくために繰り広げられている様々な取り組みについての貴重な体験談を聞くことができる。

もちろん、スライドレクチャーだけを受講することはできない。ダイナビジョンチケットを購入する際に、スタッフに「スライドレクチャーも見たい」と声をかけよう。ひとりからでも喜んでレクチャーをしてくれるそうだ。筆者にもその気持がよく分かる。

鹿肉バーガー

センターの奥にはレストランがあり、最近話題のジビエが食べられる。ちなみに人気の品は、「はまなすとコケモモのミックスアイス」300円だとか。

インフォメーション

なお、インフォメーションカウンターでは、ビジター向けに知床の自然について様々な情報提供をしている。

軍手

ちなみに… 以前はこんなものが売店にあった。
まだカムイワッカ湯の滝のてっぺんまで行けた時代の懐かしい産物だが、今はこれを要するところまでは行けない。世界遺産の登録は、知床好きの人にとって、いいことばかりではなかったようだ。

※以下はオフィシャルサイトからの転用 

知床自然センターは1988年9月に斜里町によって設置されました。(財)知床財団が管理運営を行い、調査研究・野生動物対策・教育活動・ビジターへの情報提供など、知床の自然を守るための活動を展開しています。また、売店・レストランの運営については、(株)ユートピア知床が行っています。

この堅苦しい文面から分かる通り、

財団は「お役所意識」が強い存在だ。したがって安全第一。当然ヒグマやキタキツネの対応に関しては、ちょっと神経質過ぎるのでは?と感じるわけだが、立場上やむを得ない。おそらくここではまともな撮影情報は期待できないし、むしろ、知っていても話さないその鉄仮面敵な態度に、遠路はるばるやってきた人は気分を悪くするかも(笑)。でも、役所では情に左右されないそういう人が優秀。聞く相手が違っている。

〒099-4356 北海道斜里郡斜里町遠音別村岩宇別531
☎0152-24-2114

営業:通年 ・無休(12月31日休) ・8:00~17:40(閉館、時期により異なる)

入場料:駐車場とともに無料
ダイナビジョン館:大人500円、小・中学生200円

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