北海道の手強い虫対策と効く薬/北海道・車中泊&クルマ旅 スタートガイド


防虫・解毒そして治療法

写真は筆者がダニに刺された跡。2週間近く痒みが止まらず往生したのだが、北海道ではこのダニとブヨのふたつの敵に注意する必要がある。

北海道の虫対策

まずダニだが、ダニは髪の毛の下の頭皮を刺すのですぐわかる。大半は服やバッグなどについてきて、シュラフや枕などに潜入するため、侵入を食い止めるのは難しい。そこで有効なのが市販されている「防ダニシート」。

誘導して捕獲してしまうのが一番のようだ。それがない場合の対策は天日干し。ダニは高温に弱いという。なお、刺された後の対応は、次のブヨと同じだ。

ブヨ

ブヨは、芝生や涼しげな沢沿いなどのキャンプに適した場所に棲息しており、朝と夕方に活発に行動することが知られている。噛まれれば、強烈な痒みと人によっては腫れが伴い、噛まれた数が多ければ、旅どころではなくなる。

最大の防衛対策は「服装」だ。朝夕はとにかく素肌を出さない格好が大事。もっとも涼しい北海道では、それはさほど難しいことではないだろう。

ハッカオイル

またブヨや蚊は、ハッカの香りが苦手だ。そこで渓流釣りや森林などに散策に行く際には、写真のようにハッカオイルをスプレーボトルに入れて、服や帽子などに散布するといい。またハッカに含まれるメントールには神経を鎮静させる効果があり、ストレスの抑制にも期待ができるという。

ハッカオイルはドラッグストアでも入手できるが、取り寄せになる場合も多い。原液は刺激が強いので、敏感肌の人は水かエタノールで希釈するといい。

エキストラポイズンリムーバー

 さて。それでも噛まれた時は、痒くなってからでも写真のポイズンリムーバーで毒を吸い出そう。痒みが収まるのが圧倒的に早くなる。ただ、これは通販のほうが手に入れやすいだろう。この製品は吸い出し口が症状に合わせて取り替えられるうえに、吸引力が強く、北海道ではお勧めだ。

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次に治療薬だが、市販のムヒなどは全く効かないと思っていい。瞬間的な痒みを抑えるにはキンカンでもいいが、根治させる薬はステロイド系の軟膏になる。ステロイドとは副腎皮質ホルモンで、アトピーにも効果があるが、大量に持続的に使うと副作用が大きいとされている。ただ、こういうケースで一時的に使用するのには、さほど心配することはなさそうだ。大きなドラックストアなら、まず品揃えしている。

羅臼 熊の湯

最後に、頭皮のように薬がつけにくい場所や、大量に刺された場合の治療には、硫黄の温泉が効く場合がある。筆者は知床にある無料の「熊の湯」で頭からお湯をかぶり、頭皮の痒みから開放された経験がある。

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