御座之湯/草津温泉の日帰り温泉


2013年に草津温泉の湯畑前にできた真新しい日帰り温泉施設

草津温泉は2015年の完成を目標に温泉街の再開発を計画しており、御座之湯はその先陣を果たす施設として建てられた。

御座之湯

ユニークなのはその発想だ。木造建築にこだわった理由は、100年後にこの建物を重要文化財にするためだという。

その他にもウンチクはいろいろあれど、こういったダイナミックで悪戯心に満ちた思いつきを実行できてしまう土壌が、昔から草津温泉にはある。

草津温泉 湯畑

ちなみに現在の開放的な湯畑は、岡本太郎氏の助言によるもの。それまでは壁に覆われて見えなかった湯畑を、何気ないひとことで「後世に残る名物」に変えてしまったのだから、その功績は「太陽の塔」よりも実質的には大きいかも知れない(笑)。

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また、栃木県の日光から長野県の上田に至る北関東の縦断路に、「ロマンチック街道」と名付けたのも草津観光協会の元会長、中沢晁三氏である。

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さて、本題の御座之湯についてだが、木造2階建ての1階に、石の湯、木の湯の2つの浴場があり、それぞれには湯畑源泉と万代源泉の2つの湯殿が用意され、高い天井と相まってやんごとなき開放感が味わえるつくりになっている。筆者の体感的には、万代源泉の方が多少温めで湯が柔らかく思えた。

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驚いたことに… 洗い場は4つしかない。だが、そこにはあえて明治時代の湯治文化を体験できるようにという想いが反映されているとのこと。

草津温泉には「大滝乃湯」という現代風の日帰り温泉施設が既にあるのだから、個人的には「これはこれで良いのでは」とも感じた。

さすがに今は真新しいのでしっくりこないが、10年20年と歳月を重ねれば、このスタイルも板について見えてくるのだろう。あの酸ヶ湯のヒバ千人風呂にだって「最初の日」はあったのだから… 

なお2階には休憩用の大広間があるが、こちらは有料。当然利用はしていない(笑)。

●所在地:群馬県吾妻郡草津町草津421
●電話: 0279-88-9000(草津町役場企画創造課)
●営業: 通年/無休/7:00~20:30(閉館21:00)
●料金:浴料 大人500円、小人300円/湯治体験(大広間利用1時間) 大人1000円、小人500円/湯治体験(中広間利用1時間20分) 大人1500円、小人750円

なお御座之湯に専用駐車場はなく、マイカーは湯畑の有料駐車場(550円)を利用しなければならない。無料の天狗山第一駐車場からは西の河原公園の中を抜けて約1.8キロ。とぼとぼ歩いて約20分というところである。

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