茶臼山(天王寺公園)/大河ドラマ「真田丸」と真田幸村ゆかりの地


もうひとつの「真田丸」

NHKの「歴史秘話ヒストリア」によると、「真田丸」は2つあったという。

心眼時 真田丸

俗に云う「真田丸」は、現在の大阪環状線「玉造駅」に近い「心眼寺」付近に築かれていた出城で、「大阪冬の陣」では幸村率いる真田軍が、そこを起点に徳川軍を撃破している。

しかしその後、豊臣方は家康の巧みな和睦戦術にはまり、真田丸はあっけなく取り壊されてしまった。

茶臼山

そこで幸村が目を付けたのが、この茶臼山(現在の天王寺公園の一角)だ。

機能の面から見れば、それが「真田丸」といえるかどうかは疑問だが、この茶臼山が「大阪夏の陣」における幸村の本陣であったことに間違いはない。

茶臼山

「大坂冬の陣」で家康が本陣として築いた砦を再利用し、徳川の大軍を迎え撃つという作戦は、思い起こせば、父・真田昌幸が家康の命を受けて築城した上田城にたてこもり、徳川軍を撃退した戦の再現に近いものがあり、いかにも真田らしいやり方だ。

徳川軍15万5千に対し、残った豊臣軍は5万5千。
茶臼山周辺が舞台となった 「天王口の戦い」は、毛利勝永の活躍で、徳川軍は先鋒の本多忠朝、後方の小笠原秀政が次々と討ち取られ、豊臣有利の展開となる。幸村は陣形を崩した徳川軍の隙を突き、一気に家康の本陣へと切り込んだ。

それは孤立状態に追い込まれた家康が自害を覚悟したと伝えられるほどの猛攻であったが、惜しくも一歩及ばず、家康の首をとれずに終わる。

 

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満身創痍となって疲れ果てた幸村は、その直後に近くの安居神社で休んでいるところを松平隊の越前兵に討たれ、49年の生涯を静かに閉じた。

茶臼山駐車場

なお、茶臼山にはトイレ付きのコインパーキングがあり、すぐ近くにコンビニもあって車中泊が可能だ。

 

新世界

実は、茶臼山から通天閣のある新世界は「目と鼻の先」。新世界には、「2度づけ禁止の串カツ屋」はもちろん、格安でフグが食べられる「ずぼらや」などの大阪らしい食事処がたっぷり揃い、世界の大温泉「スパワールド」もある。

串かつ だるま

つまり、この駐車場を利用すると、1泊2日で大阪・九度山の真田幸村ゆかりの地をめぐるだけでなく、「秘密の大阪」をたっぷり満喫できる素敵なツアーが組める。車中泊ならではの大阪旅の極め付きかも!(笑)。

 

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