関西から車中泊で行く、「箱根」


ちょうど今、筆者は次号のカーネルの原稿づくりに向けて、写真の整理をしているところだ。9月発売の「車中泊で旅する」は、発売中の夏号の予告編にもある通り、青森県と箱根~鎌倉を特集する。

箱根大観山

さて、箱根という場所はなかなか興味深い。 
中学の修学旅行で訪れて以来、今年の2月に大観山を撮るまで、既に何度行ったか定かではないが、関西人と関東人では、そのイメージに相当違いがあるようだ。西から出かける筆者らにとって、箱根はクルマや観光バスで訪ねるところであり、伊豆から行こうが富士山からアクセスしようが、途中で箱根&芦ノ湖スカイラインを通る限り、箱根は芦ノ湖湖畔がプレイゾーンになる。

芦ノ湖 箱根駅伝ゴール地点

芦ノ湖といえば、お正月に行われる箱根駅伝の往路ゴール。翌朝には復路のスタート地点にもなるわけだが、筆者の車中泊地はまさしくその場所だ。周辺には大観山を筆頭に、関所や恩賜箱根公園といった富士山の撮影ポイントがあり、想像以上に風光明媚で、夜はすこぶる静かで落ち着ける。ここは芦ノ湖の釣りボート屋さんに隣接しているので、適度に人が出入りするので多少は安心。それに、なんといっても無料がいい。

小涌園

いっぽう、首都圏から見た箱根は、電車で行けるお手軽な避暑地であり、温泉観光地のようだ。家族で、あるいはお忍びで小綺麗な温泉旅館に泊まって、日頃の疲れを癒すところというイメージが強いという。確かにテレビの旅番組でも、箱根登山鉄道の沿線にある箱根湯本から強羅までの温泉町でそういったシーンがよく使われる。ただし、あたりは箱根駅伝のコースにも使われる国道1号沿いにあり、一本道で休日は慢性的な渋滞を覚悟しなければならない。駅伝中継を見ている人なら、ああ、旗を持った観衆がズラッと見えるあの辺ね。と分かるはずだ。 
幸いにも… 車中泊のクルマ旅では、この「箱根の表の顔」には用がない(笑)。また旅のルートからは大きく遠回りになるので、必然的に通ることもないだろう。筆者自身も昨年初めてその道を下ったくらいだ。

湘南海岸

クルマ旅の場合、芦ノ湖湖畔で泊まった翌日は、箱根新道で小田原まで一気に山を下り、今度は湘南海岸沿いを走って江ノ島、鎌倉を巡るのがスムーズな足取りになる。ほとんど自動車専用道路なので寄り道は難しいが、2011年7月から箱根新道が無料化されたのはありがたい。
さらに、そこからは横浜に出るか、三浦半島に出て横須賀・浦賀を歩き、フェリーで房総半島に渡れば、いくらでも旅は続けられる。外房に周り、九十九里浜を超えて銚子からさらに北上すれば茨城県で、やがては苫小牧行きのフェリーが出る大洗が見えてくる… お家が嫌いな東海以西の翁にすれば、こいつは何とも魅力的な話に違いあるまい(笑)。

横須賀

しかし… それを4ページにまとめるには、さすがに窮屈すぎる。といわけで、後半部分は翌年に持ち越しをすることに。来週はその取材で南房総まで出かける予定だ。

※2012年6月の記事です。

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