ぐい呑コレクションの旅 「佐賀編」


以前にクルマ旅を「弁当」に例えてみたことがある。
それによると、筆者の旅は「幕の内弁当」だ。

理由は、旅のコンテンツが「温泉」「グルメ」「史跡」「名勝」…と多種多様にアソートされているからで、それぞれのコンテンツをおかずに置き換えると、「温泉」=トンカツ、「グルメ」=からあげ、「史跡」=玉子焼き… といった感じになる。

もちろん世の中には、単独のコンテンツだけを楽しむ旅もある。筆者も先日までは「温泉めぐり」に勤しんできたわけだが、マニアックと呼ばれる世界だけに、それはそれで奥が深く、同時に車中泊の強みを改めて感じることができたのも事実である。 

さて。今日はその数多あるコンテンツの中から「陶磁器」を取り上げてみたい。

ちなみに陶磁器とは、陶器・磁器を合わせた、いわゆる焼き物器の総称で、関東でいう「セトモノ」のこと。
それぞれの違いを大まかにいうと、陶器は土器に近いイメージで、唐津焼が有名、磁器はガラスに近いイメージで、有田焼が有名だ。すなわち
… 佐賀県を旅すれば一挙両得。
もっとも、お金があればの話だが(笑)。

唐津焼

唐津と有田はクルマで30分ほどの距離にあるが、それぞれが伝統ある焼き物文化を維持している。中間にある伊万里を含めて、その歴史を知れば佐賀県が持つ本当の魅力に行き着くはずだ。筆者には「日本三大美肌の湯」で名高い嬉野温泉や、呼子の活けイカ造りよりも、そのほうが遥かに面白く思える。

ぐい呑

さて。そんな佐賀の陶磁器を身近に感じさせてくれるアイテムが「ぐい呑」である。ただし筆者は高くても1000円までと予算を決めているので、購入できるのは主にアウトレット品だ(笑)。富裕層からすれば邪道かも知れないが、「幕の内弁当」派には、こんな「勉強法」もアリでいい。

伊万里

直売をしている窯元には、絵がにじんだり、成形がやや歪んだりしたB品がたいてい眠っている。もちろん大きな陶芸市にもそういう商品はあると思うが、自由きままな車中泊の旅人なら、ぜひ窯元まで足を運ぼう。

キャンピングカー

ぐい呑コレクション。やればけっこうハマる(笑)。

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