種田山頭火・終焉の地 一草庵 松山市


道後温泉には、これまで何度足を運んだのか…もうわからない(笑)。あまりにメジャーな温泉なので、そのうちこのブログでも何らかのエピソードを書く機会には恵まれると思うが、まだこの温泉館をよくご存知ないという方には、後でとりあえずこちらのサイトを見ていただきたい。

さて、道後温泉のある松山と言えば、かつては夏目漱石、近年では「坂の上の雲」にゆかりのあるところが脚光を浴びている。特に地元出身の俳人である正岡子規は、このドラマで大きく名を上げたに違いない。

 しかし同じ松山に、正岡子規とは全く作風の異なる昭和の俳人、種田山頭火の終焉の地が残されてることをご存知だろうか… 

山頭火は幼い頃から幸とは縁遠く、「伝記」の人になるにはかなり酒癖が悪いわけだが、晩年は放浪の旅に出て、各地に数多くの句碑を残している。 

世を捨て、人間臭さにまみれたその生き様は、けして褒められたものではないと思うが、反面、目標を見失った人々には、ある種の安堵感を与えてくれる存在なのかもしれない。誰だって、いつでも、またいつまでも「強いまま」ではいられない。時には弱さに励まされることがあって然りだ。クルマ旅の映画「あなたへ」の中でも、意味深な彼の言葉が引用されている。

写真の「一草庵」は、休日のみ室内が公開される。料金は無料、ただし駐車場はないので隣の護国神社を利用しよう。なお同じ松山市内には同名のうどん屋さんがあるので、行かれる方はこちらのサイトのマップを参照に。

【稲垣朝則のオリジナル・ウェブサイト】

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