伊勢神宮と二見浦の夫婦岩を参拝


それにしても昨夜は驚いた。
取材を終えてクルマに戻ってテレビをつけると、なんと先週その勇姿を間近に見ていた御嶽山が噴火しているではないか! 

ただ、歩きまわってくたびれていたため、ニュースどころか軍師勘兵衛も最後まで見ないまま、眠ってしまった。

さて。翌朝一番の仕事はこのシーンの撮影だ。

二見には初詣のイメージがあるため、この景色が冬でも見られそうに思うのだが、実は夫婦岩から朝日が見えるのは夏で、今がその最終時期にあたる。

それにしてもこんなに多くの人が日の出を見に来るとは思わなかった。ちなみに二見浦海岸の駐車場は無料で、キレイなトイレもある。

朝日の撮影後は伊勢神宮に戻り、駐車場とガラ空きのおはらい町・おかげ横丁を取材して内宮へ。今回の旅の目的は、車中泊で伊勢神宮をお参りするための情報収集である。

筆者はこれまで4度伊勢神宮を訪ねているが、休日のまともな時間帯にアクセスすると、警備員に誘導されて「行きたい所」にはたどり着けない場合が多い。だが内宮には車中泊のベストポジションがある。

ちなみに2014年の伊勢神宮の正月三が日の参拝者数は約61万人。そのうち何割がマイカー客かはわからないが、さすがに正月は避けた方がいい(笑)。

日曜でも対策を講じればこの通り。上と同じ場所とは思えない…

内宮の門前町にあたる「おはらい町」。宇治橋から五十鈴川に沿って続くおよそ800mの美しい石畳の通りには、お伊勢さん特有の切妻・入母屋・妻入り様式の町並みが軒を連ねる。写真の左は、今や誰もが知る「赤福」本店。

ちなみに昼間はこうなる(笑)。

赤福餅は伊勢を代表する上品で美味しい和風のデザート。残暑に見舞われたこの日は、季節外れの「赤福氷」が飛ぶように売れていた。

おかげ横丁は、その赤福本店前にメインの通路がある。伊勢路の代表的な建築物が移築・再現された約4000坪の敷地内には、伊勢志摩ならではの食べ物屋や土産屋が建ち並ぶ。中には地元で有名な「豚捨」や「まるせい」などの支店もあり、リピーターは多分こちらの通りを歩いているのだろう。

さて。昨年の遷宮によって再び「常若」のパワーが漲るようになった伊勢神宮を出て、帰路は国道で大阪を目指す。最後の旅先は伊賀上野だ。

上野といえば忍者… そう最初に連想する人は、大人も子供も「忍たま乱太郎」の見過ぎ(笑)。とはいえこの日の伊賀上野城は忍者キッズであふれていた。

筆者のお目当ては、築城の名手と謳われた藤堂高虎が作った城と、この地で生まれた松尾芭蕉ゆかりの地である。今回はロケハン的に駆け足で見てきたが、ここはもしかしたら再度訪ねることがあるかもしれない。

【稲垣朝則のオリジナル・ウェブサイト】

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