まもなく終了。姫路城の修理と黒田官兵衛の特別展示


ご承知の通り、姫路城は世界文化遺産に登録されている「日本で唯一のお城」だ。

姫路城

2014年に放送されたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」こと黒田官兵衛と、その後に城主となった羽柴秀吉が、この城から天下統一を成し遂げたため、当時の姿が現在の姫路城だと錯覚しがちだが、それは違う。

官兵衛の祖父と父である、黒田重隆・職隆父子が築城した姫路城は、秀吉の大改修により、石垣と三層の天守を持つ近代城郭へと変貌を遂げている。この時、あわせて城の南部に大規模な城下町が形成され、姫路は播磨国の中心地として整備された。

姫路城

現在の姫路城は、関ヶ原の戦いの後に城主となった池田輝政によって築かれたもので、秀吉の時代の天守はその際に取り壊されている。そのため、官兵衛と秀吉の時代の名残は、上山里曲輪の石垣などにかすかに残るだけである。

姫路城

そう思うと残念な気もするが、今の日本には江戸時代以前に建てられた天守が現存する城は、わずかに12城しか残っていない。
とりわけ秀吉と徳川家にゆかりの深い姫路城は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての建築技術の粋を極めた傑作とされ、軍事的・芸術的にもっとも完成された文化財として1993年12月、法隆寺とともに日本で初の世界文化遺産に指定された。

平成の大修理

姫路城は明治・昭和・そして平成の3度にわたる「大修理」を受けているが、2014年12月現在は2009年から始まった「平成の大修理」の大詰めを迎えており、見学できる場所に規制が設けられている。修理が完結するのは2015年3月の予定で、既に天守は幕が外され見えるようになっているが、本丸にはそれ以降でなければ入場できない。

黒田官兵衛

なお、2015年1月10日までは「リの一渡櫓」で「官兵衛の歴史館」が特別展示されており、追加料金なしで見学できる。500円支払って見るNHKの「ドラマ館」よりもかなり内容はいいと思うので、この期間に間に合う人にはお勧めだ。

姫路城の駐車場

姫路城の周りには5つの公営駐車場があるが、もっとも収容台数が多いのは、姫路城に隣接する好古園の真正面にある「大手門駐車場」だ。ここは観光バスも停められるのでキャブコンでも大丈夫だろう。

姫路城周辺の公共駐車場 一覧

道の駅

最後に車中泊事情を。姫路城の近くには2つの道の駅があるが、お勧めは温泉とスーパーが隣接する、道の駅あいおい白龍城。姫路城から30分ほどのところにあり、この時期は美味しい牡蠣が食べられる。

道の駅あいおい白龍城の詳細ページはこちら
 
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