日光東照宮周辺の車中泊事情


筆者がクルマで初めて訪ねた10年前は、日光東照宮に隣接する二荒山神社駐車場で車中泊をしたのだが、現在は利用時間が決められており、夜間の利用ができなくなっている。

そんなわけで、車中泊ではちょっと行きづらく思えていた日光東照宮だが、2015年に「道の駅日光・日光街道ニコニコ本陣」が、日光市今市地区の中心市街地にオープンしたことで、その憂いは軽減された。

道の駅日光・日光街道ニコニコ本陣

日光東照宮までは15キロほど離れているが、有料道路の日光宇都宮線(150円)を利用すれば20分ほどで行くことができる。

ただし、世界遺産の膝元ながら収容台数は普通車52台と少なめで、平日でも7割近くが埋まっているような状況だ。公式サイトには71台と記されているが、それは夜間閉鎖される第2駐車場込みの数字で、実質的にはそれから隣接するコンビニ前の区画を差し引いた45台ほどになる。

となると… おおかたの人の予想通り、ハイシーズンは「激混み」(笑)。しかも午後3時や4時頃は、まだ一般の利用客が入場するのに列をなしているような状況なので、早めに行ってもそのまま居座れる雰囲気ではない(笑)。

結論からすると、その時期の週末や連休中は、よほどタイミングが合わない限り「泊まれない」人の方が圧倒的に多いことになるだろう。

道の駅日光・日光街道ニコニコ本陣の詳細レポートはこちら

そこで、代替えとなる幾つかの駐車場を探してみた。

日光口PA

いちばん無難なのは、日光宇都宮道路の日光口PAだろう。有料道路のPAだが、100円で利用できる。写真は下り(日光方面行き)の施設で、道の駅に行ったが満車だった場合に移動するといい。道の駅からは5キロ弱。10分もかからない。ただしトイレ前の区画は傾斜がきついので、車中泊には写真の手前側がお勧めだ。

もちろん上り側にもあるので、日光東照宮参拝後に、道の駅が満車と予想される場合は、そこまで行く前にこちらを利用することも可能だろう。傾斜は下りに比べると多少はマシ。ただしこのPAには上下ともにゴミ箱はない。

日光だいや川公園オートキャンプ場

日光街道沿いにある公園に併設する高規格オートキャンプ場。何より電源サイトがあるので、サブバッテリーの重電が必要な人はここを利用するといい。区画電源サイトは林間で、広さも十分。管理棟を含めて施設は充実している。

もうひとつのメリットは「予約」ができること。大混雑が予測される紅葉シーズンなどは、多少コストが発生しても、車中泊地を確保できるオートキャンプ場の存在はありがたい。

なお、電気が要らない人には、料金の安いフリーサイトもある。

だいや川オートキャンプ場のホームページはこちら

杉並木公園

同じく日光街道沿いにある公園の無料駐車場で、東武日光線・上今市駅の近くにある。幹線道路に面しているので静かではなさそうだが、ここには他にはない魅力がある。

杉並木公園は日光杉並木街道の保護と、地域の文化継承のために整備された公園で、駐車場の裏には写真のような杉並木が通っているが、自動車は通れず、日光だいや川公園と通じている。朝ペットを連れて散歩がしたい人には、なかなか良さそうなロケーションだ。

ただしトイレは老朽化しており、キレイとはいえない。

かたくりの湯

正確には、道の駅日光から約10キロのところにある、日光市温泉保養センターかたくりの湯(0288-21-8671)に隣接した未舗装の広場。舗装された温泉の駐車場は建物の前にあるが、車中泊をするなら一段下になるこの場所の方が無難だ。

野外トイレと水場があるので、時期によっては車上生活者まがいの旅行者がいてもおかしくない環境(笑)。

温泉はこの中にあるが、お湯は循環でややカルキ臭かった。同じ料金を支払うなら、温泉施設としては同じ市営の「やしおの湯」のほうがいい。

奥日光の車中泊スポットはこちらに記載

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