車中泊はできるの?できないの? 「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」 

この道の駅は、世界遺産・熊野本宮大社の参拝客と、熊野古道の「小辺路(こへち)」歩きをする人、それに加えて奈良県の十津川温泉、和歌山県の熊野本宮温泉郷を旅する人が集結する人気の車中泊スポットだ。

それは下のマップをみれば一目瞭然。

だがここには、「車中泊の旅人」をためらわせる悩ましい看板が存在する(笑)。

これを見て、この道の駅は「車中泊禁止」と解釈し、そうウェブサイトに記載している人もいるが、筆者はそうは思っていない。だが、「宿泊(仮眠を除く)」という表現が、極めて曖昧であることは確か。本来なら施設管理者は、もっと「分かりやすく明快な表現」に努めるべきかもしれない。

さて。「禁止している宿泊」の範疇に車中泊は含まれない。と筆者が理解する根拠がこの設備にある。週末は「野菜の直売所」に変わるが、平日は使われていない。

だが、野宿で旅を続けるバックパッカーやライダーにとって、屋根と壁があってベッド代わりにできるテーブルまで備わったこの場所が、如何にその好適地であるかは、いまさら疑うまでもないだろう。つまりここで云う「宿泊」とは、テント泊を含む「野宿」なのでは? と思うわけだ。

ただし、そんなことは確認しないほうがいい(笑)。

人間社会には「玉虫色の解釈」というものがあり、それぞれが都合のいいように判断することで、物事がスムーズに運ぶことも多い。

もちろん、このサイトを見て長期滞在し、車中泊ができると思ったなんて言われても困る。あくまでもこれは筆者個人の見解であって、「事実」かどうかは今なお分からない。どうしても白黒はっきりしたいと思う人は、ご自身で確認を。筆者はそれが「余計な引き金」にならないことを祈るだけだ。

結論は、このサイトをご覧になった方に自己判断していただくしかないが、筆者なら、もし車中泊中に職務質問を受ければ、間違いなく「仮眠」と答える(笑)。逆に云えば、そうせざるを得ないほど、このエリアの車中泊環境は希薄だ。

さて、この道の駅の車中泊ベスト・スペースは、メインの駐車場から一段下がったこの場所。ここなら民家どころか、河原以外のどこにも面していない(笑)。トイレは多少遠いが、気にならない距離のうちだろう。

ところで。かつては道の駅の道路向かいに食品スーパーの「Aコープ」があったのだが、2017年12月に訪ねた時は閉鎖していた。だが、道の駅の中に移転してことがわかり、ほっとした。

驚いたことに、本宮町にはスーパーと呼べるところが他には見当たらない。それどころか、コンビニも熊野本宮大社前に小さなデイリーヤマザキが一軒あるだけ… まさに北海道級の田舎である。温泉は何とかなるにしても、食べ物とお酒は、事前に用意していくことをお勧めする。

道の駅奥熊野古道ほんぐう

〒647-1743 和歌山県田辺市本宮町伏拝904−4
0735-43-0911

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