出石皿そばの元祖 南枝本店


「皿そば」で有名な出石蕎麦は、「挽きたて」「打ちたて」「茹がきたて」の”三たて”を信条とし、約300年もの歴史を誇る伝統食である。

出石 皿そば

基本は蕎麦の実を丸引きにした茶褐色の麺を、白い出石焼のお皿五枚に小分けし、蕎麦猪口に玉子を入れ、徳利に入った蕎麦つゆを注いで戴く。

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近畿屈指の蕎麦処と云われる出石には、お城の周りを中心におよそ50軒もの蕎麦屋がひしめきあっている。お皿には各店固有の絵付けがされており、それを見るのも楽しみ方の一つなのだとか。讃岐うどんの食べ歩きと少し似たところもあるが、さすがにこちらは、1日3件食べ歩くにはちょっと苦しい…

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さて。今回訪ねた南枝は、その出石皿そば発祥の老舗である。宝永三年(1706年)、仙石氏が信州上田城よりお国替えの折に、そば職人として家臣と共に随伴した初代店主が、当初は大黒屋の名で出石に最初のそば屋を創業。その後藩主より南枝の屋号を賜り、今日に至っているという。 

 南枝の蕎麦は、やや硬めで腰があり、滑らかな喉越しだった。つゆは関西にしては甘みが少なく、醤油がよく効いている。その点ではルーツが信州にあるというのは頷ける。

小皿1枚は3口程度のボリュームで、ざる蕎麦のようにしてみると、やや少なめの感じ。追加はお皿1枚からでも可能だ。薬味はネギ、とろろ、うずらの卵の3種類で、筆者は家内と各2皿づつの合計12皿を食した。最後はとろみが少ない蕎麦湯も出て、全体的にサッパリとした味わいの店という印象であった。接客も媚びたところがなくアッサリしていて、大人には落ち着ける良い店だろう。

 出石そば 南枝
兵庫県豊岡市出石町柳63 
☎0796-52-2274 
営業時間 10:30~17:00 ・毎週木曜日定休
出石皿そば(一人前)860円  追加(一皿)130円

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