松江城と出雲大社の観光時に便利な、道の駅湯の川


宍道湖畔を走る国道9号沿いの、松江と出雲のちょうど中間付近にあるこの道の駅は、島根半島の観光時に利便性が高く、昔から車中泊の旅人に人気がある。

すぐ近くには、和歌山県の龍神温泉、群馬県の川中温泉と並び、「日本三美人の湯」のひとつに数えられる湯の川温泉があり、駅の名はそれに由来している。

ただし、場内には温泉スタンドと無料の足湯が併設されているが、入浴ができる温泉施設はない。また足湯は毎日ではなく、休日のみの営業だ。

にもかかわらず、よほどお客さんから「ここに温泉はないんですか?」と聞かれたのだろう。来る日も来る日も同じことを云われれば、こういう気持ちになるのは分からないでもない(笑)。

24時間利用できるトイレは館内にある。そのためベンチとテーブルのある休憩所も終日開いており、ハイシーズンはここで一夜を過ごすライダーも見かける。最近はこういう道の駅はほとんどないので、彼らにはありがたい存在だろう。

車中泊に関して云うと、駐車場は大きく2箇所に別れているが、いずれもフラットで問題ない。ただ、トイレに近いこの場所よりも、国道から離れた足湯のあたりが静かでいい。

2013年に訪ねた時はゴミ箱が置かれていたが、2018年3月には見当たらなかった。

また食堂の営業も短縮されており、昔から比べるとサービスレベルは低下しているように感じる。

【道の駅湯の川 車中泊好適度!チェック】
1.駐車場の平坦性=○
2.駐車場のキャパシティー=△ 普通車:55台
3.ゴミ箱の有無=?
4.旅行情報の充実度=○
5.付帯設備の充実度=○

さて、この道の駅には知る人ぞ知る名物がある。

それは往年の人気料理番組「どっちの料理ショー」で取り上げられた、「斐川のてづくりトマトケチャップ」。生産が間に合わず、通販では入手困難とされるが、地元だけにここでは手に入る。冗談抜きに、一度食べるとカゴメやデルモントが食べれなくなる(笑)。

最後に。この道の駅の近くには名湯・玉造温泉があり、出雲大社参拝の行きか帰りにここで泊り、温泉ハシゴを楽しむ人がけっこういる。玉湯川沿いの温泉街には、数寄屋造りの高級和風旅館が多く並び、歓楽色は一切なく歴史を重んじた佇まいが落ち着いた風格を感じさせる。

玉造温泉は奈良時代に開湯されたと伝わる古湯で、この地で三種の神器の一つである、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)によって造られたとされている。

ちなみに筆者のお勧めは「帰り」だ。ゴールデン・ウィークのような混雑期に、出雲大社に参拝するなら、その臨時駐車場を兼ねている「道の駅大社ご縁広場」で前泊するほうがいい。

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