アルペンルート 富山地方鉄道・立山駅の車中泊事情


マイカー利用の概要

富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートは、日本屈指の山岳観光ルートで、国内外の旅行者をあわせると、年間およそ100万人が利用している。

アルペンルートを通過する団体ツアーと、公共交通機関で移動する個人旅行者は別として、車中泊旅行者を含むマイカー客は、富山県側の玄関にあたる「立山駅」か、長野県側の玄関となる「扇沢駅」のどちらかにクルマを置いて、各々の目的地を目指すことになるが、両駅ともに無料の駐車場を構えている。

アルペンルートには「回送業者」がいて、自分たちが交通機関で移動している間に、クルマをゴールまで運んでもらえるが、普通車の基本料金が29,000円。夫婦で利用すれば、アルペンルートの運賃とあわせて4万円を軽く超えるため、大半は全コースを往復するか、目的地までの往復にとどめているようだ。

立山駅からアクセスする人の多くは、室堂までの往復利用が多い。特に「雪の大谷ウォーク」と重なるゴールデンウィークは、その観光客にスキーヤー・スノーボーダーが加わり、駐車場は朝早くから満車になる。

またグリーンシーズンになると、今度は大勢の登山客がやってくる。ケーブルカーとバスで標高約2400メートルまで上がれる立山連峰は、彼らにとって魅力的なターゲットなのだろう。

立山駅の車中泊事情

さて。ご覧の通り、立山駅の無料駐車場は数ヶ所に分かれている。

その中で、トイレに近くて車中泊旅行者に人気なのはマップの❶。ここがメインの駐車場になる。

ただし、ここには宿泊客のクルマも停まっているので、全車両が毎日入れ替わるとは限らない。また、夕方以降は翌朝まで係員がいないので、自由に出入りできるが、明るい時間帯は空いている駐車場に誘導されることもある。

全体のキャパが大きいので、道の駅のように空きを細かくチェックはしない。有無を云わせず誘導されるようなら(笑)、一度そこに駐車し、係員がいなくなった頃合いを見計らって❶に移動しよう。出入口で揉めると後続車に迷惑がかかるし、キャンピングカーなら全体の心象を悪くすることにもなる。

そのあたりのことを加味すれば、前日の夕方5時頃に到着するのがベターだろう。ただし駅の周囲に入浴施設はなく、食事処の閉店は早い。ちなみに最寄りのコンビニ「セブン-イレブン立山あるぺん村店」までは約13キロ。万一に備えて、食料も持参するほうが安心だ。

❶が満車の場合は、❷がまだトイレには近い。また千寿ケ原緑地公園の奥の駐車場は、カルデラ砂防博物館の前を抜けて、立山駅に出られる近道がある。

❸は一番トイレに遠く、車中泊するなら避けたい場所だ。マップでは立山駅に近く見えるが、駅には線路を超えた側からしか入れない。

温泉については、かつての「グランドサンピア立山」が、2018年4月現在「ホテル森の風 立山」として日帰り入浴を受け付けているが、宿泊施設なので満室や貸切時は、入浴を断られることがある。

☎076-481-1126 /大人900円 / 13時~17時(土日祝日11時~ 受付16:00まで)・不定休

確実なのは、15キロほど離れた写真の立山吉峰温泉 ゆ~ランド。ここへ寄ってから立山駅を目指すのが一番シンプルな方法だろう。

立山吉峰温泉 ゆ~ランド
☎076-483-2828
午前10時~午後9時(最終受付8時30分)・不定休
大人(中学生以上)  610円

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