北海道・新日本海フェリー「新潟便」乗船レポート【クルマ旅のプロが解説】 

新日本海フェリー らいらっくフェリー乗船レポート
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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北海道行きのフェリーで、選択肢が多く乗船しやすいのは「新潟便」

新日本海フェリー

乗船記録 

2008.06.28 小樽行き
2012.10.18 小樽行き
2014.06.30 苫小牧行き
2021.07.01 小樽行き

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北海道・新日本海フェリー「新潟便」【目次】

新日本海フェリーの「新潟便」は、小樽行きと苫小牧行きが就航

小樽便の概要&乗船レポ

苫小牧便の乗船レポ

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新日本海フェリーの「新潟便」は、小樽行きと苫小牧行きが就航

小樽運河 夜景

新潟便の特徴は小樽・苫小牧のいずれにも行けるうえに、秋田からも乗り降りできる点にある。しかも料金は割安で、船もそこそこ大きく速い。

関東方面から札幌とニセコに近い小樽に着岸できる便はこれしかないので、そちら方面をメインに旅したい人にはお勧めだ。

ただし早朝の4時30分に到着するので、3時30分には起こされる(笑)。

新潟~小樽
●新潟港発 12時→翌4時30分 小樽港着
●小樽港発 17時→翌9時15分 新潟港着

新潟~苫小牧 ※秋田経由
●新潟港発 22時30分→翌5時05分 秋田着→6時15分 秋田発→翌16時45分 苫小牧東港着
●苫小牧東港発 19時30分→翌7時35分 秋田着→8時35分 秋田発→翌15時30分 新潟港着

小樽便の概要&乗船レポ

新日本海フェリー 新潟

小樽便は2017年3月と6月に新造船が就航している。

筆者は2008年に旧船、2021年に新造船に乗っているが、ここでは現在運行されている新造船について紹介しよう。

新日本海フェリー 新潟

乗船したのは「らべんだあ」で、泊まった部屋は「ステートAツイン」。

新日本海フェリー 新潟

部屋にはトイレの他にシャワーが完備しており、冷蔵庫もある。

新日本海フェリー 新潟

レストランはバイキング方式。現在はどの船もバイキングが主流になっている。なお、「グリル」に行けばコース料理が味わえる。

新日本海フェリー 新潟

カレーなどの軽食と喫茶がメインのカフェテリア。我々庶民はここが定位置(笑)。

なお新造船になって、7階最上階には露天風呂、客室にはペットと同伴できるウィズペットルームが用意された。

またエコノミークラスは大部屋を廃止し、寝台化されている。さらに新造船は従来船より高速化され、所要時間は片道2時間短縮されて約16時間になっている。

小樽便「らべんだあ/あざれあ」の詳細はこちら

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苫小牧便の乗船レポ

新日本海フェリー

続いてお届けするのは、22時30分発<秋田経由>翌日16時45着の苫小牧便で、所要時間は約18時間。

いってみればシルバーフェリーの日本海版になる。

比べると乗船時間は長いが、トラック186台・乗用車80台を収容できるだけあって船は大きく、設備は圧倒的に充実している。

秋田港

またこの便は途中で秋田に寄港するが、太平洋フェリーのような一時下船はできず、停泊中も船内待機になる。

新日本海フェリー

筆者が新日本海フェリーで利用するのは、ステートルームと呼ばれるクラスの個室で、昔の一等室にあたる。

料金はシルバーフェリーと同条件で40,940円(期間A)。部屋の良さを考えれば、ほとんど同じといえそうだ。さらに新日本海フェリーは割引の企画があるので、うまく利用すればもっと安く乗れることもある。

新日本海フェリー

ビンゴゲームなどのイベント会場を兼ねたカフェラウンジ。

船内の詳細はこちら

竜飛崎

船は夕方苫小牧に入港するので、甲板から景色も見られる。

写真手前は龍飛崎、奥は下北半島。両方一度に見られるのはこの船だけだ。

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