「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の紹介です。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の紹介です。
「日本クルマ旅先100選」 ~テーマはディスカヴァー・ジャパン~
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年9月現在の「日本クルマ旅先100選」をご紹介。
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クルマで行きやすいのは「霊峰湧水」
富士山、南アルプス、六甲、大山… とまあ、有名な山には「名水」が付き物のだが、利尻山もまた、その地下にたっぷりと天然水を貯蔵している。
調べたところ、利尻島には4ヶ所の湧水源があるそうだが、ここではその中から有名な2つの水汲み場を紹介しておこう。
甘露泉水
とりわけ有名なのは北麓野営場から登山道を500 メートルほど進んだ所に湧く「甘露泉水」だ。
環境省選定による「名水百選」に名を連ねる甘い水は、古来より登山客の喉を潤してきた。
だが写真の通り、大きな容器への取水は難しい。ここは汲みに行くというよりは飲みに行くところだ。
だが、裏技がないでもない…
登山道の入口にある北麓野営場の炊事棟には、甘露泉水が引かれている。
なお、利尻富士温泉入口にも「甘露泉水」と表記された湧水ポイントがある。ただし、こちらは「本物」かどうかがはっきりしないようだ。
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霊峰湧水
いっぽう、口当たりが柔らかく、ご飯やお酒を美味しくするという「霊峰湧水」は、利尻町の道道108 号線沿いに位置し、駐車帯と屋根を完備している。
2本のパイプから常時水が湧き出しているため、ペットボトルやポリタンクへの給水がしやすく、車中泊の旅人にお勧めだ。
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