太平洋フェリー「名古屋~仙台~苫小牧便」 乗船レポート

最初に断っておくが、筆者がこの船を利用したのは仙台までで、実は北海道までは行っていない。といっても、これから紹介するのは船内なので、途中下船でも中身は変わらないと思う。

太平洋フェリーは名古屋~苫小牧間を40時間で結ぶため、船内で2泊することになる。そのため、現役世代のように北海道での滞在時間が限られる旅行者には、どうしても敬遠されがちだ。しかし反面、他のフェリーに比べると明らかに船内はゴージャスで、ちょっとリッチな船旅気分が味わえる。

しかも「早割」を利用すれば50%オフになるため、時間にゆとりのあるシニア世代に人気があるのは当然だろう。

太平洋フェリーの「お得な割引プラン」

加えて、この便は19時に名古屋港を離岸する。17時30分には乗船が始まるので、船内でゆっくりと晩酌や食事が楽しめる。深夜に出港する新日本海フェリーに比べると、乗船に関するストレスには雲泥の差がある。

しかも到着は午前11時。同じ苫小牧に着岸する新日本海フェリーの敦賀便は夜の8時30分に到着するが、夜間の走行が億劫になる中高年の場合、着いてもすぐ近くで車中泊するため、実質的な時間差はせいぜい5時間ほどしかない。

それを考えると次回からの北海道行きは、たぶんこの船になりそうだ。

では、そのゴージャスな船内を紹介していこう。

筆者が泊まったのは、「いしかり」の1等洋室インサイド。窓がない分料金は安いが、クオリティーは十分だ。

冷蔵庫とトイレに加え、他社の同グレードの客室にはないシャワーも用意されている。

大浴場。さすがに露天風呂はないが、浴槽は2つあって、ひとつはジャグジーになっている。

5Fにあるパブリックスペースは広々としており、落ち着いた時間が過ごせる。太平洋岸を航行するので、ネット環境は心配していたよりはマシだった。しかし千葉を過ぎると福島までの間はつながらない時間が増える。

船内には有料のWi-fiが飛んでいるようだが、事前申し込みが必要なうえに客室では使えない。まあ、そこまで必要か?という感じもする。

一番驚いたのはシアタールーム。どのフェリー会社の船よりも豪華だった。

カフェでは焼きたてのパンの販売も行われる。

レストラン。バイキングのようだが、今回は利用なし。

代わりに家内お手製の「栗飯弁当」と「柿サラダ」を部屋で食べながら、サッカーのハイチ戦を観戦した(笑)。

なお、今回筆者が利用したのは、名古屋~仙台限定の「マイカープラン」。

ダブルの一等洋室を「おひとり様」で使用して、5メートル未満のWizとあわせて22,800円。仙台までの約800キロを高速で行くのと費用はほとんど変わらず、疲労はゼロ(笑)。北海道だけでなく、東北や九州へもフェリーで行くに限りますな。

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