半玉500円で大人食いができる、中富良野の「ふくだめろん」 

旭川・富良野・美瑛・大雪の有名店
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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旅番組「いい旅夢気分」で一躍有名に。

北海道でメロンといえば「夕張の赤肉」が有名だが、言うまでもなく庶民には高くて手の出ないブランド品である。

ちなみに、夕張メロンは「夕張キング」という改良品種で、夕張市でしか生産することを許されていない。原種は厳重に保管され、採種から生産まで一元管理されているという。つまり「赤肉メロン=夕張メロン」というのは勘違いだ。

しかし、何度も北海道を旅している人ならご承知のとおり、実際には夕張でなくても北海道の赤肉メロンはおいしい。

しかも現地で旅人が口にしているのは、道の駅などの直売所に並ぶ形の悪いものや、「もう贈り物にはならない完熟したメロン」であって、嬉しいことに熟したものほど破格値で買える。

農家にすれば、試食品にしかならないものにお金を出してくれるだけありがたいということ。まさにWINWINの関係がそこにはある。

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中富良野の福田メロン農園は、その一面をうまく利用して人気を博した直売所である。

ここの売りは、ハーフカット300円の冷えたメロン(残念ながら現在は値上がりして500円)。

「冷えたメロン」というのが実はミソで、キャンピングカーでも、長旅の道中でメロンを丸1個冷すことができる冷蔵庫を搭載するモデルは少ない。

10年ほど前はあまり知られていなかったこともあって、いつでも完熟メロンが味わえたのだが、テレビの旅番組「いい旅夢気分」に出て以来お客さんの数が増え、また2011年は雨と高気温の異常気象に祟られて、メロンの出来が悪く「玉不足」に陥ったという。

もちろんそのあたりの事情は、ちゃんとオーダーする前に説明してくれる。ファーム富田に近いという立地の良さも含め、北海道のメロンを豪快に味わいたいという人には、今も変わらずお薦めのスポットであることに違いはない。

もっとも今は周囲にも同じような店がある。品が品だけに、どこでもそれほど大差はなさそうだ。

ふくだめろん(福田メロン農園)
北海道空知郡中富良野町東1線北16号
TEL: 0167-44-3529

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