トドワラとセットで楽しめる。野付半島・尾岱沼のアザラシウォッチング

夏にアザラシが見られるところといえば、襟裳岬。 
確かに風の館に設置されたフィールドスコープを覗けば、はるか遠くの岩礁に寝転ぶその姿が確認できる。だが、あまりに遠く、並みのカメラでは写すことはできそうもない。

襟裳岬以外に北海道で見られるアザラシといえば、最近では稚内市の抜海港が有名だ。ここでは実に1000頭ものゴマフアザラシの姿が見られるというが、残念ながら季節は冬。つまりは行くことができないのである。

そのゴマフアザラシが、尾岱沼に来れば簡単に撮影できる。しかも船上からなので、スマホでも撮れるのだから驚きだ。

正直、この船の存在はノーマークだった。
筆者は野付半島が好きで、この観光船のゴールであるトドワラには、既に何度も足を運んでいた。トドワラへは車でも行くことができるので、よもやお金を払って観光船に乗ろうなんてことは、夢にも思わなかったのである。

だが、アザラシという付加価値が付くと、そのお金が安く思えてくるから面白い。襟裳岬や礼文島まで、わざわざアザラシの為に足を運ぶことを考えれば、家内と合わせて5000円弱なら十分OK… 筆者のソロバンは、そう答えをはじき出した。

さて、船に乗ること約20分で、観光船はアザラシがよく見えるポイントに到着。この日は残念ながら潮が合わず、アザラシの数が少なかったようだが、大潮の干潮時には60頭近い数のアザラシを見ることもあるという。まあ、ウヨウヨいられても困るわけで(笑)、撮影にはちょうどいい数だった。

ちなみに、一眼レフで撮るなら300ミリ以上の望遠レンズがほしい。ただアザラシはほとんど動かないので、今どきのスマートフォンなら写せるかもしれない。

さて。出航から約40分で対岸のトドワラ桟橋に到着。これから帰りの出港までの50分間が、トドワラの散策時間に充てられる。

これはもう雑誌などで、すっかりお馴染みの光景かもしれない。

トドワラは海水の侵水と潮風によって、トドマツの林が立ち枯れた湿地のことだが、近年は風化が進み、立ち枯れというよりも、鹿のような大型動物の白骨が散乱しているような光景に見える。

7月初旬はこの先の原生花園まで足を延ばすと、ハマナスやエゾカンゾウが見られるが、このコースでは時間が足りない。トドワラをメインにするなら、クルマで野付半島を走ろう。

なお、予約の手続きとお支払いはこちらの尾岱沼漁港にあるターミナルで。クルマもここに置いておける。

最後に、観光船の詳細情報をご紹介。
【お問い合わせ先】 
別海町観光船
住所 北海道野付郡別海町尾岱沼港町182番地
電話 0153-86-2533

【出港時間と乗船料金(2018年)】
1便 8:10/2便 11:00/3便 13:30
トドワラコース:大人2,480円、子供1,240円

最新情報はオフィシャルサイトで確認を。

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