「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊グルメガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、20年以上かけて味わってきた全国のソウルフード&ドリンクを、そのレシピと老舗・行列店を交えてご紹介します。
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、20年以上かけて味わってきた全国のソウルフード&ドリンクを、そのレシピと老舗・行列店を交えてご紹介します。
「ニッポンのソウルフード」を味わい尽くす。
車中泊で日本各地のご当地グルメを味わいたい人に向けたガイドです。
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「北海しまえび」のおいしい食べ方は、ナマではなく塩ゆで
「北海しまえび」は、北海道の夏に旬を迎える海鮮素材で、産地の道東では毛ガニと並ぶ人気を誇る。
ただ鮮度が落ちやすく、漁獲されたほぼ全量が一度塩ゆでされ冷凍で出荷されるようだ。茹でると縞模様を残したまま、鮮やかな赤色に変わる。
「北海しまえび」は内湾の海岸部にあるアマモやスガモの藻場に生息しており、特徴的なしま模様は、アマモの茂みに紛れる保護色となる。
主たる産地は北海道東部で、特にオホーツク海沿岸の能取湖、サロマ湖、太平洋沿岸の野付湾での生産量が多い。
写真は野付湾で今も行われている、動力を用いない打瀬舟による漁法で、その風景は初夏の風物詩として北海道遺産にも認定されている。
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さて、問題はそのお値段だ。
「北海しまえび」は、だいたい100グラム1000円程度が「定価」。もちろんその年の収穫量によって変動するが、通販では4000円も珍しくなくなっている。
写真はサロマ湖に近い「常呂漁協直売所」で手に入れた「北海しまえび」。グラム数は少ないが、地物を半額近い値段で入手できる穴場のお店だ。
また夏はスーパーマーケットでも茹でた「北海しまえび」を置いていることがあり、時にはロシア産で数百円のパックも見つかる。
北海道では毛ガニでもメロンでも、ツアーでやってくる観光客とは違う購買ルートで探すことが大事。
運が良ければどれも1000円以下で極上の珍味にありつける。秘訣は地元の人が通う店を訪ねることだ。
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