名水汲み場と日帰り温泉に隣接する利便性に優れた道の駅 名水の郷きょうごく

2007年5月にオープンしたこの道の駅は、環境庁の名水百選に選ばれた「羊蹄のふきだし湧水」が無料で汲めるふきだし公園と、町営の京極温泉に隣接する、ニセコエリアの人気車中泊スポットだ。ただ地デジの電波は弱く、テレビ映りは期待できない。

道の駅は国道から外れたところにあり、駐車場は奥の広い公園につながっている為、落ち着いて車中泊ができる。

そのうえ、きちんとした水場まで用意されている。ただし、利用には午後4時半までという制限がある。

このロケーションを車中泊の長期滞在者が見逃すはずはなく(笑)、あっという間にこのような看板が立てられ、居座り続けるキャンピングカーは強制排除となった。

一時期はトイレに立ち寄ろうとやってきたキャンピングカーまで、誘導係が駐車拒否をする事態となって物議を醸したと聞くが、2018年に筆者が訪ねた時はそこまでする様子はなく、キャブコンも何台か停まっていた。

ただ、そういう噂はたちまち広がるのだろう(笑)。そうなると、真面目なキャンピングカーの旅人はこの道の駅には近づけなくなる。

だが、事実は違う。

ここに書かれたことを守れば、「車中泊」自体は容認されている。多少紆余曲折はあったようだが、自分たちが決めたルールに従い、施設側がきちんと利用者に対処すれば、たったこれだけのことで秩序は保てる。

同様の成功事例は群馬県の草津温泉の道の駅でも、長野県の乗鞍高原観光センターでも見られるが、共通しているのは「頭ごなしの禁止」ではなく、「ルールが守れる車中泊旅行者との共存意識」だろう。

それは注意書きの書き方を見れば誰にでもわかると思う。公共施設は「利用者に愛されてナンボであって、御上じゃない」。好き嫌いが許されるのは民間だけだ。

ちなみに、こちらが看板に記されたキャンプ場の駐車場。このようにちゃんとルールを守っているキャブコンもいる。

料金はテント1張/500円 ・タープ1張/500円となっており、車中泊での利用料金は未確認。今どきこんな料金設定も珍しいが(笑)、看板の書き方からすると、たぶん500円で利用できるのだろう。とはいえ、キャンプサイトと駐車場はかなり離れており、我々のようなスタイルのキャンパーには使いづらい。

そのため、筆者が現地でお試し利用したのは、同じ敷地内にあるパークゴルフ場の駐車場。ここなら、ひとり400円でパークゴルフをして、車内で休憩がてらにランチや昼寝をしながら、快適に日中を過ごすことができる。

もちろんパークゴルフは終日OK、ゆえに午前と午後のどちらにもラウンドしたってかまわない。

パークゴルフ場の詳細はこちら

夕方になれば、温泉の駐車場に移動するか、道の駅に先にクルマを停めてから徒歩で温泉まで行けばいい。これで誰からも咎められずに、道の駅名水の郷きょうごくでの「ステイ車中泊」が完結する。

とはいえ、これを何日も続けて行う気にはなれなかった(笑)。

京極温泉の実湯レポートはこちら

道の駅の売店は「昭和感覚」。

名水持ち帰り用のポリタンクも売っている。一見高い気もするが、ホームセンターよりサイズバリエーションは多いかもしれない。特に4リットル500円は使い勝手が良さそうに思えた。

最後に。ふきだし湧水の水汲み場には、道の駅から遊歩道を通って行くことができるが、ご年配が水を運ぶには少し遠い気がする。ポリタンクを利用するなら、道の駅とは別にある、ふきだし公園の無料駐車場を利用するほうが楽だろう。

ふきだし公園の駐車場は収容台数も十分。傾斜が気になるものの、羊蹄山への登山口を兼ねており、トイレがあるので車中泊することも可能だ。

羊蹄のふきだし湧水の詳細記事はこちら

【正式名称】
道の駅名水の郷きょうごく
【駐車台数】
普通車:271台

【車中泊適性度】
1.駐車場の平坦度=駅舎付近には軽い傾斜。水場近くは平坦 
2.ゴミ箱の有無=なし 
3.入浴施設までの距離=徒歩圏内 
4.飲食・物販施設の営業時間=10:00~18:00 (LO16:50)(5月~10月)
5.コンビニ・スーパーまでの距離=すぐ近くにローソンあり。倶知安のイオンまでは約12キロ 

道の駅名水の郷きょうごくのオフィシャルサイト

ニセコの車中泊スポット 一覧

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