酒屋の2階は隠れ日本酒バー 小樽酒商たかの 

道央の有名店

いかにも酒好きをそそる店構えをした「小樽酒商たかの」は、小樽市民の憩いのストリート「花銀」の一画にある。

「花銀」とは「花園銀座商店街」の愛称で、小樽寿司屋通りとの交差点は「サンモール一番街」と呼ばれるアーケードになっている。JR小樽駅からは近いが、観光客で賑わう小樽運河や堺町本通りから離れたこの界隈では、寿司屋も居酒屋も小樽市民の支えなしでは成り立たない。

ゆえに、安心して暖簾がくぐれるというわけだ(笑)。

こちらが「隠れ蔵」と呼ばれる、店の二階に設けられた呑処。立て看板には「立ち呑みスタイル」と書かれているが、筆者が訪ねた時はテーブル席になっていた。ただ写真の通り、テーブル数は5つほどしかなく、平日でも8時には常連客で満席になることが多いようだ。

カウンターには店主がこだわって全国から集めた、100種類の日本酒、 60種類の本格焼酎、20種類のリキュール、20種類の小樽ワインがずらりと並び、いずれもグラスで飲むことができる。 

代金は「チケット制」で、まずはひとり1000円分(100円×10枚)を買って、「お通し」代300円分を渡す。それから日本酒を飲む人は、冷蔵庫の中の酒を選んでカウンターまで運び、注いでもらったら、一升瓶を自分で冷蔵庫に戻す。

この日筆者が頂いたのは、店主イチオシの夏酒「尾瀬の雪どけ」。確かに切れ味抜群の美味いお酒だった。グラスの値段はたしか600円だったかな。定かな記憶はないが、2000円分のチケットを使い切ったところで、いい気分になって引き上げた。

なお、写真の通り「お通し」はなかなかのボリュームで、店主自らが奥の台所で作るこだわりの一品だ。

最後に。ネットで「小樽酒商たかの」を検索すると、札幌の店も表示されるが、こちらはご子息が営んでおり、呑処専門で酒の販売はしていない。アウトドア好きの彼は、シャレの効いたユニークなTシャツを着ているのですぐにわかる(笑)。

「小樽酒商たかの」のオフィシャルサイトはこちら

車中泊のできる、小樽市観光駐車場から歩ける距離にある。

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