摩周第一展望台の駐車券とセットになっている、硫黄山の見どころは?

マイカーやレンタカーの旅人で、「硫黄山をぜひとも見たい!」と、ここまでやってくる人はたぶん珍しい。

大半の人は、「摩周湖のついで」に「硫黄山」を訪れている、というか自らの意志ではなく「行かされている」はずだ。もちろん最初は筆者も、その「被害者」にされれている。

理由は、摩周第一展望台の駐車券と硫黄山の駐車券がセットになっているからに他ならない。時間がある人はそれでいいかもしれないが、急ぎの人は摩周湖で「第一展望台」に入らず、そのまま通過して「摩周第三展望台」を目指そう。

そこからでも、硫黄山は見られる(笑)。

さて。まずは「硫黄山に行く価値あり?」についてだが、大雪山の旭岳・姿見の池散策コースか、登別温泉に行く予定があるなら、似たような景色が見られるので、あえて行く必要はなさそうだ。

問題は「来てしまった人」に向けての「見どころ」だが、ネットを見てもらえばわかるように、硫黄山の写真は全部同じ。つまりここから先には進めない(笑)。

ただ、黄色い硫黄がへばり付いた岩穴から、ゴーという音ともに蒸気を吹き上げる熱気口には、近づけるところもある。

川湯温泉の源である硫黄山は、明治初期から昭和30年代にかけて、マッチや火薬の原料として需要が高まっていた硫黄を、採掘する鉱山として利用されていた。冒頭の写真の白く剥げたところは、噴火跡ではなくその採掘跡だ。

当時は近くの雌阿寒岳や知床硫黄山でも採掘が行われており、この硫黄採掘が、未開の地であった道東に文明開化の明かりを灯した。

現在の硫黄山でとれるのは、硫黄ではなく「蒸し卵」(笑)。蒸気に直接当てているため「茹で卵」とは違う。

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