ざっくり道北。まずは概要から

オロロンライン
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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道北は観光よりも「居心地の良さ」が魅力

幌加内

ざっくり道北【目次】

中高年が道北に魅力を感じる理由

ランドマークは、礼文島と利尻島

稚内へ通じるルートは3つある。

オロロン・ライン

オホーツク・ライン

名寄・ライン

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道北が有する、中高年にとっての魅力

オホーツクライン

道東や道央に比べると著名な観光地が少ない道北は、本州からのフェリーが着岸する小樽や苫小牧の港から遠いこともあり、10日間ほどの夏季休暇を利用して来る人には、行きづらく思えるエリアだ。

しかも最初は、「宗谷岬を巡るだけのマラソン・ドライブ」に陥りやすい。

事実、ライダーのように留萌から宗谷岬を経由し、紋別まで1泊2日で走り切ることは、さほど困難なことではなく、筆者も家族で北海道を訪れた2000年から2002年は、この地を1度だけしか訪れていない。

ノシャップ岬

確かに「観光」という視点に立つと、長い海岸線を走る「オロロン・ライン」と「オホーツク・ライン」には、道の駅とその「てっぺん」にあたる稚内周辺を除けば、「わざわざクルマを停めて観る」ところは限られている。
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だが、ひととおり北海道を見終わったリピーターの中には、筆者を含めて道北に長く滞在する人が多い。

朱鞠内湖

なぜならここには、観光地が少ない代わりに、無料や低料金で好きなだけ滞在できるキャンプ場と、釣りやパークゴルフが楽しめるフィールド、そして何より「憧れの離島」がある。

つまり魅力は、観光よりも「居心地の良さ」というわけだ。

ランドマークは、礼文島と利尻島

礼文島

道北には「花の浮島」で名高い礼文島と、日本百名山が鎮座する利尻島のふたつの離島がある。

距離に加えて、往復のフェリー料金が3万円を超すこともあって、マイカーでこの両島に足を運ぶのは容易ではない。

だが飛行機を利用するツアーにとっては、特に固有の高山植物が咲く、5月下旬から7月初旬はプレステージが高く、それ以上に「高嶺の花」となる。
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稚内へ通じるルートは3つある。

こうほねの家

オロロン・ライン

オロロンとは天売島に住むウミガラスの別名で、その名にちなんだ「日本海オロロン・ライン」は、広域には小樽市から稚内市まで続く国道5号、国道231号、国道232号、そして道道106号を合わせた、日本海沿岸を走る総延長約380キロの総称とされている。

オホーツク・ライン

枝幸かにまつり

道北の稚内と道東の網走を結ぶ国道238号は、「宗谷国道」の名前で親しまれてきたが、近頃では日本海側を走る「オロロン・ライン」に対して、「オホーツク・ライン」と呼ばれることが多い。

名寄・ライン

さて。道北には、もう一本着目すべき道がある。それは内陸部を貫くように南北に通じている道だ。

名寄美深道路

高規格道路が伸びているのはそのルートで、旭川から士別までは既に開通し、名寄~美深間もバイパス化されるなど、北への道は着々と整備が進んでいる。

道北 車中泊旅行ガイド

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ざっくり、道北
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