6月から9月の北海道をスマートに楽しむ術

重要なのは、居心地の良い滞在地と、毎日を有意義に過ごすためのコンテンツ

夏になると北海道には多くの車中泊旅行者がやってくるが、圧倒的に目立つのは中高年だ。

特にシルバー世代の車中泊旅行者は、毎年増加の一途を辿っているように見える。 そしてその多くは、北海道でひと夏をのんびり過ごすロングステイの人達である。

北海道の「夏」は北の島から始まる。「花の浮島」礼文島に、白や赤いアツモリソウが咲くのは5月の下旬… 夜はまだ氷点下近くまで気温が下がる時期である。

7月に入ると、旅人はこの花園を求めて富良野に集まってくる。景色だけでなく、最盛期を迎えたラベンダーが放つ鮮烈な香りをお届け出来ないのが残念だ。

8月の主役はひまわり。北海道の大きな青空に映えるネオンカラーの畑は、旭川に近い北竜町にある。

そして9月。見どころはいうまでもなく「日本一早い紅葉」を誇る大雪山だ。

10月になると川には寿命を終えたサケの姿が目立ってくる。知床横断道路が閉鎖されれば、北海道はグリーンシーズンの終焉を迎える。

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だが、誰だって広い北海道を闇雲に走り回っていたのでは資金がもたない。ゆえに旬を迎えるエリアに拠点を決めて逗留し、そこで何日か過ごしたら次の滞在地へと移動するわけだが、普段の日々の過ごし方には大きく2通りあるようだ。

ひとつは、釣り、登山、写真撮影、パークゴルフといった趣味を愉しむ人々である。

そしてもうひとつは、カーサイドにとどまって静かに時を過ごす人達。すなわち避暑を主な目的にしている人達である。

確かに車中泊は、爽快な北海道で避暑を決め込むのに適した宿泊手段だと思う。
だが本州で覚えた道の駅での車中泊は長期滞在には使えない。 また場所を誤れば、地元からは「旅行者」ではなく「車上生活者」として扱われる。

つまり車中泊でのロングステイには、それなりの知識と経験、そしてなにより「自覚」と「自制」が必要だ。道の駅で網戸のまま車中泊をするような旅行者に、その「資格」と「姿勢」があるようには思えない。

さて。このコンテンツは2014年6月に発売された車中泊専門誌「カーネル21」に寄稿しているのだが、「北海道・車中泊旅デビューガイド」と同じ理由で、このサイトにフルコンテンツを公開した。

これを参考に、どうか貴方には「呆れられる浮浪者」ではなく、「憧れられる旅行者」への道を歩んでいただきたいと願っている。

北海道・車中泊ロングステイガイド 一覧

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