旅人が知りたいのは、信頼できる「その評価」

「特選」には、良いと悪いの2つがある

広大な北海道には、300軒を超えるキャンプ場と100件以上の道の駅があり、それに公園などの無料駐車場や町中のコインパーキングを加えると、車中泊スポットの数はゆうに500ヶ所を超えるだろう。もちろん筆者も、それらを全て把握できてはいない。

というか… その必要がないと思っている。

車中泊の旅人が知りたいのは、「車中泊に適したスポット」と「適さないスポット」、つまり数多ある車中泊スポットの「評価」ではないだろうか。

であれば、取り立てて書くほどのことがない車中泊スポットの情報は、あってもさほど意味をなさない。

極論すれば、車中泊スポットは「キャンプ場ガイド」と「道の駅ガイド」を見れば分かるし、ウェブにはそればかりを集めたサイトもある。しかし、そこに評価は記されていない。

確かに「評価」というのは「十人十色」で、万人の参考になるものではないだろう。だから客観的な情報のみを掲載し、その良し悪しの判断は読者に任せる… それは一見筋の通った話のようだが、筆者には「体裁よくリスク回避をしている」だけ、あるいは「評価できるほど現地のことを調べていない」とも受け取れる。

クオリティーは別として、「食べログ」がそうであるように、多くの人が「他人の評価」を参考に行き先を決めているのが現実である以上、プロなら「それに応えてナンボ」という自負があって然るべし。少なくとも筆者はそう考えている。

そこで、筆者の「評価基準」を紹介しておこう。ちなみに「特選」には「良い意味の特選」と「悪い意味の特選」がある(笑)。

●旅人が安心して気兼ねなく車中泊ができる施設であるかどうか

●フラットな車中泊スペースがあるかどうか

●そこでゴミの処分ができるかどうか

●周辺に入浴や買い物ができる施設があるかどうか

●車中泊をしない人から見て、不信感や違和感を感じない施設であるかどうか

こういった条件を兼ね備えていれば、「特選・車中泊スポット」を特にキャンプ場に限る必要はないだろう。

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