南紀白浜でクエ鍋を安く食べる方法

2つの「戦術」

白浜の人気グルメといえば、やはりクエを筆頭に挙げたい。淡白ながら脂の乗ったその味わいは、「クエを食ったら、他の魚は食えん」といわれるほどだが、漁獲量が少なく長い間“幻の高級魚”とされてきた。

現在は白浜にあるクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学水産研究所(白浜町)が、20年がかりで養殖技術を確立し、南紀白浜温泉でいつでも新鮮なクエが楽しめるようになった。

とはいえ… 満足がいくまでクエを食べようとすれば、ひとり1万5000円はかかるというのが今の相場だ。そこまで出すなら、いっそ民宿に泊まって食べるほうがコスパはいい。

そこで、なんとかひとり5000円ほどでクエを食べることはできないものか… と思案してみた結果、とりあえず2つの「戦術」が見つかった。

1.専門店の定食を食べる

養殖に成功したにもかかわらず、ネットで探しても「クエ料理」をランチで食べさせてくれる店は見つからなかった。そこで、2012年に筆者がお邪魔した本クエ料理専門店の風車を紹介しておこう。

これが当時にいただいた、3000円(税別)の「クエ鍋定食」。その時はランチ営業もしていたのだが、ホームページによると、現在は夕方5時以降になるが、平日限定で「天然本くえ小鍋・釜めしセット」が3,800円(税別)で食べられるようだ。

詳しくは、風車のホームページで。

2.とれとれ市場で切り身を買ってセルフで食べる

「天然もの以外には興味がない」という人には論外だが(笑)、とれとれ市場に行けば「養殖クエ」の切り身が、2人前3000円弱で手に入る。野菜やポン酢も売っているが、夫婦だけだと量が多すぎるかもしれない。その場合は、クルマで42.3分のところにスーパー・オオクワがある。

3つの「作戦」

さて、その場合の問題は「どこで食べるか」だ。

もっともお勧めなのは、お土産に買って帰り、自宅で食べること(笑)。これなら誰にでもできるし、カニやカキを買ったと思えばいい。

ただ、それでは旅行気分は味わえまい。

そこで、車中泊ならキャンプ場で食べるのが無難だ。寒くて嫌なら、グランパス白浜リゾートのトレーラーハウスを借りる手もある。これはミニバンのように本格的な車中泊装備がないクルマに乗るベテランたちの「常套手段」で、忘年会のように仲間とともに楽しみたい時にも適している。

ちなみに南紀白浜には、キャンプ場以外で車外にテーブル・ベンチが出せる場所はなく、まして鍋を囲めば、間違いなく警察がすっ飛んでくるに違いない(笑)。

グランパス白浜リゾート オフィシャルサイト

最後はクルマの中で食べるという方法だが、これは屋根に換気扇を搭載したキャンピングカーでなければ「できない」と言い切ったほうがいいだろう。

お湯を沸かす程度なら大きな問題は生じないと思うが、換気せずに鍋のように長時間車内で火器を使うということは、それだけ酸素が消費され、二酸化炭素が増えることになる。二酸化炭素が増えすぎると、めまいや吐き気をもよおすなどの中毒症状を発症する危険がある。

また、車内には匂いが残り、当面はそれが消えないはずだ。

たいそうに思えるかもしれないが、合法的なキッチン機能を有する8ナンバーのキャンピングカーは、そういうことを前提に作られている。ゆえに、一度手に入れてしまえばフグでもカニでも自由にクルマの中で食べられるわけだ。

温泉旅で美味いものが安く食べたい! それは筆者がキャンピングカーに乗る大きな理由のひとつだが、もしキャンピングカーに興味があれば、こちらのページもどうぞ(笑)。

キャンピングカー入門 大人の車中泊&キャンプ Auto-Packer

なお、キャンピングカーでなくても、調理の要らない「刺し身」であれば食べられる。クエが手に入るかどうかはわからないが、とれとれ市場なら、最低でも鯛やマグロにはありつけるはずだ。

南紀白浜温泉ガイド 目次

温泉地の概要と車中泊事情

 車中泊スポット一覧

グルメ&観光事情

 車中泊旅行者にお勧め!といえる、南紀白浜の見どころ・まとめ

 南紀白浜でクエ鍋を安く食べる3つの方法

グルメ・特産品一覧

有馬温泉の入湯レポート一覧

 「南紀白浜温泉 湯めぐり札」の魅力と上手な使い方

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