指宿温泉にある道の駅 山川港活お海道(やまがわみなと いおかいどう)

元々は観光施設の山川港特産市場だったが、2009年に道の駅の認定を得て2011 年に開駅。薩摩半島最南端に位置しており、指宿市内からは約15分ほど。国道269号沿いにあるとはいえ、道の駅指宿よりは静かな環境だ。

【道の駅山川港活お海道 車中泊好適度!チェック】
1.駐車場の平坦性=〇
2.駐車場のキャパシティー=△
3.ゴミ箱の有無=☓
4.旅行情報の充実度=△
5.付帯設備の充実度=〇

この道の駅の自慢は、何といっても「鮮魚」だろう。売店には朝市直売ゾーンがあり、地元で揚がるカツオやカンパチなどの鮮魚のほか、さつま揚げ、かつお節などの加工品も豊富に品揃えされている。また市場食堂では海鮮丼・刺し身やあら汁などが味わえる。ただし閉店は15時で、夜は食べられない。

冬の味覚はブリ。刺し身で買えるので、車中泊でも食べやすい。

シーズンオフでも鰹節は手に入る。さすがは産地だけあって他では見ない商品も。

国道を挟んだ山川港は、人気のファミリーフィッシング・スポット。12月にもかかわらず、サビキを垂らす人や、ルアーで青物を狙う若者もいた。

ところで、この山川港が「西郷どん」ゆかりの地であることをご存知だろうか。

自然の要塞に囲まれた山川港は、古くから薩摩藩の貿易港として栄え、藩の財政再建を担った家老の調所広郷(ずしょひろさと)は、ここを起点に、江戸幕府には内緒の交易を琉球や諸外国と行っていた。

竜雷太扮する調所広郷が、その密貿易の罪をひとりで背負って自害するのが、ドラマ「西郷どん」の第3話。記憶に新しい人もいると思うが、エンディングでは上の風景がテレビでも流れていた。

また西郷隆盛が奄美黄島と沖永良部島に流された際も、この山川港から出港している。もしかしたら、その場面で再び山川港が登場するかもしれない。

さて。山川で車中泊をするなら、この温泉にぜひ足を運んでいただきたい。

というよりも、「この温泉に行くなら、山川の道の駅で車中泊をするといい。」と書いたほうが妥当かもしれない(笑)。

写真は「ヘルシーランド たまて箱温泉」。日本法人トリップアドバイザー株式会社が行っている「旅好きが選ぶ!日帰りスパ&温泉施設」調査で、4年連続全国1位 に選ばれている絶景の露天風呂だ。もちろん筆者の評価も同じである。

道の駅からはクルマで約10分、有名な砂むし温泉とも隣接している。

ヘルシーランド たまて箱温泉 公式サイト

なお、近くに買い物ができる店はなく、ローソンまで約1.9キロ、スーパーのタイヨーまでは約4キロ。ここで泊まるなら、あらかじめ指宿市内で食材や飲み物を買っていくほうがいい。

蛇足になるが、最後に「お小言」を加えて終わりにしたい(笑)。

「かつお海道」と読ませるほうが、まだ「イキ」じゃないの? っと皮肉りたくなるこのネーミングには、閉口せざるをえない。

未だに道の駅には「わけの分からないネーミング」というか、命名者の「自己満足」としか思えないところが少なくない。ネット検索全盛の時代に、読めないような名前をつけるというのは、マイナスこそあれプラスにはならないことなど、役所の若い職員なら誰でも知っているはずだ。

利用客には、そこから組織の「風通しの悪さ」が透けて見える。なぜなら、それは鏡のようにサービスにも反映されてくるからだ。筆者は、これまでに全国にある道の駅の約8割を見てきたが、それは道の駅を見る際の、ひとつのバロメーターになっている。食堂の営業時間、ゴミ箱の未設置、また先日まで定休日に駐車場の入口に鎖がかけられていたなど、ここでもそれは顕著だった。

ちなみにこの道の駅の形状は、山川漁港がかつて「鶴の港」と呼ばれていたことに由来し、鶴が羽を広げたイメージを現しているという。だが、ドローンでも飛ばさないかぎり、誰もそんなことには気がつくまい(笑)。

結果として、敷地面積の無駄遣いとなり、駐車可能台数を減らしているだけにすぎないと筆者は思うのだが。

道の駅山川港活お海道
〒891-0506 鹿児島県指宿市山川金生町 1-10
☎ 0993-27-6507
駐車場:普通車69台・大型車2台

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