城崎温泉に残る、桂小五郎潜居の宿「つたや」

写真の「つたや旅館」の場所には、かつて「松本屋」という旅篭があり、 京都で起きた「蛤御門の変」の後、桂小五郎が身を隠していたことで知られている。

桂小五郎とは、後の木戸孝允 (きど たかよし)。幕末から明治時代初期にかけて活躍した長州藩士である。

若き日に吉田松陰から学問と思想を学び、幕末には尊王攘夷派の中心人物として、土佐の脱藩浪士であった坂本龍馬の仲介で、西郷隆盛率いる薩摩藩との薩長同盟を締結した人物だ。志士時代には、幕府側から常時命を狙われていたにもかかわらず、果敢に京都で活動し続けた。

桂小五郎は、御所での戦となった京都蛤御門の変で、長州軍が敗れたあと、出石の広戸甚助・直蔵の助けで但馬に落ち延び、しばらく出石に潜伏していたが、追っ手の追及が厳しく、9月には母と娘タキが営む城崎の松本屋に身を移し、一身なる世話を受けたと云われている。

松本屋で桂小五郎が隠れていた部屋と板戸は、大正14年の北但大震災で焼失。

現在は「つたや」の玄関横に、広戸直蔵の息子正蔵が建てた記念碑が残されており、当時を偲ぶことができる。また昭和41年春には、司馬遼太郎が「竜馬がゆく」の取材と執筆のため、つたやに滞在したという。

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つたや旅館
兵庫県豊岡市城崎町湯島485
☎0796-32-2511

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